こんにちは、高槻瞭大です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、ありがとうございます。
今回は、研究に関する嬉しいご報告があります。自然言語処理分野の主要な国際会議である EMNLP(Conference on Empirical Methods in Natural Language Processing)2026 に、私が関わっている論文が2件採択されました。EMNLP 2026 は、2026年10月にハンガリー・ブダペストで開催される予定です。
今回採択された2件の研究はいずれも、AIの振る舞いを心理学や意識研究の観点から理解しようとするものであり、モデルの出力だけでなく内部表現にも注目する解釈性手法を用いています。
1件目は、私が中心となって進めてきた、MLLMが双安定性画像をどのように報告するのかを調べた研究です。双安定性画像とは、「アヒルにもウサギにも見える画像」のように、同じ画像から複数の解釈が成り立つものを指します。本研究では、MLLMが人間と似たように一つの解釈にコミットするのか、また視覚的手がかりや言語的文脈によって報告がどのように変化するのかを調べました。
2件目は、LLMが自分自身の内部表現をどの程度コントロールできるのかを調べた研究です。ニューロフィードバックに着想を得て、LLMが単にプロンプトから推測できる情報を利用しているのではなく、より厳密な意味で内部表現にアクセスして制御できるのかを検討しました。この研究は、LLMの内省やメタ認知を評価するためには、慎重な実験設計が必要であることを示しています。
これらの研究は、本プロジェクトで扱っている「時間知覚」そのものを直接対象にしたものではありませんが、人間とAIの知覚や認知がどこで似ていて、どこでずれているのかを理解するという、本プロジェクト全体の関心に深く関わっています。特に、双安定性知覚や内省・メタ認知は、意識研究においても重要なテーマです。
採択された論文は以下の2件です。
(How) Do MLLMs Report Bistable Images Like Humans?
Ryota Takatsuki, Tomoki Doi, Amane Watahiki, Anil K. Seth, Hitomi Yanaka
EMNLP 2026 Main Conference
In-Context Neurofeedback: Can LLMs Control Their Internal Representations through Privileged Access?
Koshiro Aoki, Ryota Takatsuki, Gouki Minegishi, Yusuke Haruki, Daisuke Kawahara
EMNLP 2026 Findings
今後も、AIの研究と心理学・意識研究をつなぐことで、人間とAIの知覚や認知のあり方をより深く理解する研究を進めていきたいと思います。
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
今回は、6,7月の活動のまとめと振り返りを報告させていただきます。詳しくは後述しますが、活動を振り返ってみて、ここ最近は特に「academist Prizeでの活動を通じて得たネットワーク」の貴重さを改めて実感したので、このようなタイトルにさせていただきました。
①意識の国際学会ASSC29で発表しました
6/30〜7/3にかけてチリのサンティアゴで開催された意識の国際学会、Annual Meeting of the Association for the Scientific Study of Consciousness(ASSC)に参加し、ポスター発表を行いました。すでに高槻からの活動報告や学会の様子を収めた動画を公開していますが、私の文章での報告はまだできていなかったので、簡単に感想を綴りたいと思います。
学会では、意識を「脳の表層(皮質)だけで語る」のではなく、視床や小脳など、より深い部位やネットワーク全体として捉え直す発表が印象的でした。たとえば視床は、感覚情報をただ中継するだけでなく、何が意識に上がるかをゲートのように選り分ける役割があるのではないか、という議論がありました。また、従来は意識とあまり関係がないとされがちだった小脳についても、「意識そのものを生み出す」というより、経験の仕方や意識のレベルを調節する存在として見直すべきだ、という主張が興味深かったです。
哲学・現象学寄りの話では、「意識の難問」をどう立て直すか、瞑想などの主観的経験を計算モデルでどう捉えるか、といった議論がありました。臨床や倫理の現場では、科学的な証拠だけでなく「何を大切にするか」という価値判断も重要という指摘は、アカデミア外の方にも響きやすい論点だと思いました。
②システム行動学研究会で発表しました
7/11〜7/13にかけて名古屋大学で開催されたシステム行動学研究会に参加し、マウスの行動実験に関する口頭発表を行いました。システム行動学研究会は、同じacademist Prize 第5期のチャレンジャーである、「分野を超えたコミュニティで、動物行動研究を加速する!」のチームの皆さんが主催された研究会です。研究会では、蚊、ハエ、ゾウムシといった色々な種類の昆虫から、ニワトリ、イルカ、ウミガメまで、多種多様な動物の生態や行動に関する研究発表を聞くことができました。行動といっても、個体の行動だけでなく、群れや集団の行動に着目した研究も複数あり、対象の動物も対象のスケールも手法も様々で、非常に視野の広がる研究会でした。
③Xスペース & YouTubeライブを実施しました
7/27に、同じacademist Prize 第5期のチャレンジャーである、「乳幼児の内なる世界を読み解く」のチームの皆さんと、academist での活動の振り返り会を実施しました。その様子は、XスペースとYouTubeライブで配信し、予想よりも多くの方に視聴しに来ていただきました。
「子どもとAIの心理研究の交差点: academist Prize第5期コラボ企画」
アーカイブ情報
X:https://x.com/i/spaces/1pKdRREddPnJW?s=20
YouTube:
academist での活動、特にクラウドファンディングで苦労したこと・工夫したことを振り返ったり、子どもの心理研究とAIの心理研究の接点を探る議論をしたりさせていただきました。
①②③以外にも、6月の人工知能学会で意識に関する共著の発表があったり、「次世代の神経科学をデザインする超若手研究会」で意識のかなり深い議論をしたりと、6,7月はかなり盛りだくさんでした!
活動の振り返り・感じたこと
6,7月だけではありませんが、academist Prize 第5期での活動を振り返って最も貴重だと感じたことは、この活動をすることでしか得られなかったであろう多くのつながりを獲得できたことです。academist Prize 第5期のスポンサーである株式会社インフォマートの社員の方とは何度か議論させていただきましたし、そのつながりがあって、academmune Magazine 創刊号に掲載いただいた、株式会社リンカーズOI研究所、代表取締役の國井宇雄さんとの対談が実現しました。
また、広がったネットワークは企業の方とのものだけではありません。7月には、同じacademist Prize 第5期のチャレンジャーであった皆さんと、コラボレーションさせていただく機会を得ました。「クラウドファンディングで研究資金をご支援いただいて終わり」ではなく、様々な方向性での相互作用や基礎研究の広げ方を模索できた期間だったなと、今改めて強く感じています。
academist Prize 第5期での活動期間は残りわずかとなりましたが、引き続き、ここでしか得られない経験に貪欲に、研究を続けていく所存です。応援よろしくお願いします!
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
academist のイベントのお知らせです! 8/26 (水) に、academist Prize 第5期 supported by infomart のファイナルイベント、『「基礎研究で、世界を変える。」若手研究者たちの1年とこれから』が開催されます。イベントでは、5期生が、1年間の研究成果の報告を行うとともに、academist での活動のその先に見据えるVisionや、その実現までのマイルストーンを共有します。
イベント情報
参加申し込みや詳細に関しては、以下をご覧ください。
[プレスリリース]
https://www.corp.academist-cf.com/post/press260714
[LP]
https://academist-cf.com/event/260826
[academist公式X]
https://x.com/academist_cf/status/2077167005069934616?s=20
私たちのAI時間構造学プロジェクトを含む academist Prize 第5期の各チームは、2025年9月からの1年をかけて、それぞれの基礎研究を進めてその成果を学会や論文で発表すると同時に、イベントを通じてネットワークを広げたり、企業の方との対話を重ねて自身の行う研究の価値について再考したりしてきました。研究をするだけでも研究資金をいただくだけでもない、支援者やアカデミアの外の方との度重なる対話の経験は、academist Prize に参加したからこその貴重な経験だったと感じております。
5期生の1年間の集大成をぜひとも見にきていただければと思います! イベントの後半には、第5期に参画いただいたVision Sharing Partner 16社から、総額400万円の企業賞の発表もあります。どのような基準で、どのチームが企業賞を受賞するのか、目が離せないイベントになること間違いなしです!
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
先日の意識の国際学会 (ASSC29) にて、学会参加者と議論した様子の動画を、YouTubeに公開しました!
【動画情報】
どうして意識に興味をもった? @ASSC29 【出演者】小川さん、高槻さん、西本
ASSC29 の会場で意識の議論 (研究テーマ議論あり) 【出演者】小川さん、富樫さん、西本
学会でどのような話を聞いたか、それを受けてどのような考え・感想を持ったか、浮かんだアイディア、そもそもどうして意識に興味をもったのか、といった様々なことについて議論しました。台本なしのその場での生の議論です! 興味をお持ちの方は、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
エキサイティングなご報告です! 西本が、7/11 (土) 〜 7/13 (月) で開催される、第2回システム行動学研究会の若手特別講演にお招きいただき、発表することになりました。
システム行動学研究会は、私たちのAI時間構造学プロジェクトと同様、academist Prize 第5期に採択されている、「分野を超えたコミュニティで、動物行動研究を加速する!」のチャレンジャーの納富さん、山ノ内さん、浜道さんが主催する研究会です。
「分野を超えたコミュニティで、動物行動研究を加速する!」プロジェクトページ:
https://academist-cf.com/projects/395?lang=ja
超若手の研究者が主催する研究会としては、驚くべき規模になっております。
第2回システム行動学研究会 WEBページ:
https://systemsethology.github.io/website/event_02/conference02_home/
複数の招待講演、若手特別講演、シンポジウム、ポスター発表と、コンテンツも盛りだくさんですし、研究会のオフィシャルの懇親会といった、交流の機会もプログラムに含まれています。納富さんたちの掲げる、「分野を超えたコミュニティ」での相互作用が間違いなく生じる (生じない方がおかしい)、洗練された研究会のデザインになっています!
私は、こうした「academist Prize 内でのコラボレーション」が実現したこと自体が、とても素晴らしいことだと感じております。研究の世界では、「異分野融合」を叫びながらも実践がなかなか追いつかない場面が少なくありません。AI時間構造学もシステム行動学も、そもそもが学際的分野であるということも、今回のコラボが実現した要因の一つですが、それ以上に、共にクラウドファンディングに挑戦した仲間としての共鳴が最大の要因だったように感じます。
細分化された分野どうしの接続点を作ったり、新たな学問領域を開拓し盛り上げたりするにはどうしたら良いか、ということを考えてきた両プロジェクトだったからこそ、相乗効果を生み出したいという思いが、お互いにありました。academist での活動を通じてつながり、当初は想定していなかったような新展開に至った本事例は、academist Prize というプログラムの「クラウドファンディングをするだけではない別の可能性」を示す、画期的な前例にもなると考えています。その可能性に気づけたのは、ひとえにサポーターの皆さまのおかげです。改めてお礼を申し上げます。
「分野を超えたコミュニティで、動物行動研究を加速する!」のサポーターには、研究会に参加される方も多くいらっしゃると思うので、会場でお会いできることを楽しみにしております!
こんにちは、高槻瞭大です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、ありがとうございます。
先週、研究計画の一つとして挙げていた意識研究の国際会議、Annual Meeting of the Association for the Scientific Study of Consciousness(ASSC)に参加し、ポスター発表を行いました。ASSCは意識研究分野における主要な国際会議の一つで、今回の会議はチリ・サンティアゴで開催されました。
ASSC公式ウェブサイト:https://theassc.org/
会議期間中は会場の気温がかなり低く、少し体調を崩してしまったのですが、無事に発表を終えることができてほっとしています。
今回私は、AIの時間知覚に関する研究として、私たち人間の知覚に見られる「ポストディクション」に似た現象がLLMにも見られるのかを検討した研究を発表しました。ポストディクションとは、後から提示された刺激が、先に提示された刺激の知覚を変化させるような現象を指します。
当日は、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者の方々にポスターを見に来ていただき、ポストディクションの基本的な説明から、実験のセットアップや結果の解釈まで、丁寧に議論することができました。実験の設定にはやや複雑な部分もあったのですが、多くの方にスムーズに理解していただけたことは大きな収穫でした。
また、今回のASSC参加にあたって、ありがたいことにTravel Award(500 USD)をいただくこともできました。今回の発表や議論で得たフィードバックを、今後の研究に活かしていきたいと思います。
発表タイトル:Do Autoregressive LLMs Exhibit Postdiction-Like Integration of Later Tokens?
著者名:Ryota Takatsuki, Shosuke Nishimoto, Gouki Minegishi, Anil K. Seth
こんにちは、高槻瞭大です。
改めまして、「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、ありがとうございます。
私たちの研究プロジェクトでは、AIシステムが世界をどのように捉え、時間の流れをどのように処理しているのかを理解するために、認知科学の行動実験をAIシステムに応用し、その内部の仕組みを解釈性手法によって解析する研究を進めています。
こうした研究の基盤となるのが、AIシステムの内部メカニズムを理解するための研究分野である「機械論的解釈可能性(mechanistic interpretability; MI)」です。近年、MIはAI安全性の文脈を中心に急速に発展しており、AIがどのような情報処理を行っているのかを具体的に調べるための重要な手がかりを与えています。
この度、その近年の進展を日本語で網羅的に整理した私の共著サーベイ論文が、国内の人工知能分野を代表する学会である人工知能学会の「40周年記念論文賞 最優秀論文賞」を受賞しました。論文は、人工知能学会論文誌2026年7月号に掲載予定です。
この受賞を励みに、引き続き「AIが見る世界」についての理解を深め、人間とAIがよりよく共に生きる未来に向けて研究を進めていきます。
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
このたび、academmune (アカデミューン) の Magazine 創刊号に、私の対談インタビュー記事が掲載されました! academmune とは、研究者と企業が日常的に交わるための、オンラインコミュニティです。
『アカデミスト、研究者と企業が交わるオンラインコミュニティ「academmune」をインフォマートと共同で開始』
https://www.corp.academist-cf.com/post/press260409
academmune では、「人」ではなく「テーマ」で研究者と企業がつながれるようになっているようです。同じ関心を持つ相手を瞬時に見つけ、対話をスタートさせられる、素晴らしい設計になっていると思います。
academmune Magazine 創刊号のテーマは「AI」ということで、「AIの心」に挑む私たちの研究を取り上げていただきました。株式会社リンカーズOI研究所、代表取締役の國井宇雄様との貴重な対談内容を収録していただいております。
AIが急速に社会に導入されていく中で、
・私たち (研究者) が「AI × 心理学」で何を目指しているのか
・そうした方向性の研究が製造業のオープンイノベーションを掲げる國井代表 (企業) からはどのように見えているのか
といった内容から始まり、
・AI時代だからこそカギになる人文知
・AIに心は宿るか
・AI時代に、産学連携=企業と研究者のコラボレーションを実践するには
などなど、色々なお話をさせていただきました。とても充実した時間を過ごさせていただきましたし、対談内容を美しく整理して記事にしていただきました。対談してくださった國井代表はじめ、取材に関わった全ての方に感謝いたします。ありがとうございました。
academmune は、こうした季刊誌や月例イベントを通じて、研究者と企業の新しい関わり方を作り出すコミュニティです。ぜひ、academmune をよろしくお願いします!
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
以前の活動報告でもお伝えしましたが、3月21日から26日にかけて滋賀県で開催された、CPC Spring Camp 2026に参加しました。 本研究会には、総勢57名もの様々な分野の研究者が集結し、京都大学・谷口忠大教授が提唱する「集合的予測符号化 (CPC)」に関する集中的な議論を行いました。
本研究会の最大の特徴は、5泊6日という、合宿形式の研究会としては比較的長いスパンで実施された点にあります。通常、(少なくとも私の知る) 合宿形式の研究会は、1,2泊程度の短い期間での実施というものがほとんどです。しかし、「人工知能」という研究分野の確立のきっかけとなったことで有名なダートマス会議は、2ヶ月にも及ぶ長期間で実施されました。 谷口教授は、CPC Campのオープニングで、ダートマス会議を引き合いに出し、「この時間を確保できない時点で、私たちは負けているのではないか」と述べました。そして、ダートマス会議と比べたらまだまだ足りないながらも、異分野融合の対話の火種を絶やさず、程よく醸成する最低限の時間を確保することを目的とし、5泊6日での研究会開催を決定したのだと述べました。
CPC Campでは、脳科学から、ロボティクス、哲学、経済学、社会学、メディアアートに至るまで、文理の枠を超えて、常にどこかで熱い議論が繰り広げられていました。 私にとって最も刺激的だったのは、CPCという一つの仮説を共通言語に、全く異なるバックグラウンドの研究者どうしが、前置きなしで瞬時に本質の議論を始めていた点です。このようなコミュニティは非常に稀有です。
また、AIエージェントがコミュニティの一員として研究会の議論に参加していた点も印象的でした。単にAIが人間の議論を要約し、次なる議論を活性化したというだけではありません。人間が発言したことに、AIがほぼリアルタイムで応答し、AIと人間集団が一緒になって難解な問題にアプローチしようとする光景がそこにはありました。
私はCPC Campを通じて、新たな研究テーマを発見できたと同時に、新たな意識研究仲間も得ることができました。同じ志を持つ仲間は、研究に限らず、何をするにも非常に重要です。その仲間たちと「意識とは何なのか」について話した動画をYouTubeに公開しております! 興味をお持ちの方は是非ご覧ください。
【動画情報】
意識は存在しない?【出演者】水野晋之介さん、川上航さん、鈴木翔太さん、岡本晃朋さん、西本翔裕
CPC Campに招待してくださった谷口教授、そしてCampを運営してくださったすべての方々に感謝を申し上げます。
こんにちは、西本翔裕です。
「AIが見る世界を理解して、人間とAIが共に生きる未来を実現したい!」にご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
3月21日から26日にかけて、CPC Spring Camp 2026 が開催されています。CPCとは、Collective Predictive Coding (集合的予測符号化) の略で、AI時間構造学プロジェクトに推薦コメントも寄せてくださっている、京都大学・谷口忠大教授が提唱している仮説の名称です。
CPCの主張は、簡単には、私たち (人間やAI) はそれぞれがバラバラに世界を理解しているのではなく、互いにやり取りしながら「予測」と「ズレ (誤差)」をすり合わせることで、意味やルール、さらには社会そのものを少しずつ共同で作り上げている、というものです。つまり、あらかじめ決められた正しい意味や規範が上から与えられるのではなく、対話や行動の中で「こういう意味で通じる」「こういうやり方がうまくいく」といった予測が共有されていき、その積み重ねとして言語や文化、社会の秩序や科学までが形づくられていく、という斬新な見方を提案しています。
西本は、昨年に引き続き招待していただき、CPC Campに参加するのは2年連続2回目です。3日間の開催だった昨年度に比べて、今年は6日間という長期開催であるため、より多様なバックグラウンドを持った多くのメンバーと様々な議論をすることができています。
これまでの、Qstr-IIT Summer School や、HUMAI Spring Camp 2026 同様、可能な範囲で研究会の様子を発信していけたらと考えています。まずは、琵琶湖のほとりで撮影した意識の議論の動画を公開します!
【動画情報】
琵琶湖のほとりで意識について話す【出演者】川上航さん、鈴木翔太さん、岡本晃朋さん、西本翔裕
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Thank-You Message
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Your Name Published on the Project Website and others
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Live Broadcast of On-Site Academic Discussions and others
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【法人向け】プロジェクトHPに社名掲載 and others
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One-on-One Discussion and others
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Acknowledgment in the Published Paper and others
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On-site Lecture and others
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Research activities after crowdfunding
2026-06-30 Funding Acquisition 国際意識科学会(ASSC)Travel Grant
2026-06-10 Funding Acquisition 人工知能学会 40周年記念論文 最優秀論文賞 賞金
2026-06-01 Funding Acquisition 日本財団HUMAIプログラム奨励金B
2026-04-24 Media Appearance / Lectures 産学連携を阻む4つの壁を壊せ! AI×心理学が切り拓くオープンイノベーションの未来