以前の活動報告で、フランチャイズの業界誌である『ビジネスチャンス』8月号に、この研究が紹介されたことを記しましたが、7月20日にその記事がWEB上で公開されました。この研究の背景がご理解いただけると思います。ぜひご覧ください。https://www.bc01.net/article/shikisha_2508/
お陰様で、目標であった200万円を達することができました!また、本日時点で70名近くの多くの方々からご支援をいただいております。研究へのご賛同および励ましに対しまして、心から御礼申し上げます。
さて、クラウドファンディング開始後に、改めて調査研究内容の詳細を6名のメンバーで議論してきましたが、その結果、地方の調査をもう1か所加える必要が生じてきました。そこで、目標額のNext Goalを230万円に設定させて頂き、引き続きご支援をお願いすることになりました。何卒ご理解をいただき、1人でも多くの方からのご支援を賜りたく改めてお願をする次第です。よろしくお願いいたします。
フランチャイズ業界では誰もが知る「フランチャイズWEBリポート」で、このクラウドファンディングが紹介されました。私たちの問題意識や研究内容などが、大変分かりやすく書かれていますので、ぜひ一度お目通しください。
https://web-repo.jp/articles/1626
昨日発売のフランチャイズ専門誌『ビジネスチャンス』8月号の40-41頁で、この共同研究が紹介されました。川端へのインタビューという形式で、この研究の問題意識や目的が具体的に説明されており、最後にクラウドファンディングの案内もなされています。市販雑誌ですので版権の関係から記事は出せませんが、この雑誌は大手書店でも販売されてますので、何かの機会にご覧いただけますと幸いです。
私たちの研究とクラファンの紹介がされたYoutube動画が公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=tItR2yAXgyM
この研究の背景が理解して頂けると思います。
ぜひ一度、ご視聴ください。
川端基夫
地方創生の開始から10年が経ちましたが、残念ながら地方からの人口流出は止まりません。とくに深刻なことは、地方から生活インフラ(食品スーパーや高齢者サービスの拠点など)が消えつつあることです。地方では、もはやコンビニの24時間営業すら困難となっています。もちろん、さまざまな対策がなされてきましたが、もはや行政の力や補助金頼みでは解決が出来ない状態です。
私たちは、地方創生とくに地方での生活インフラ整備にフランチャイズという「仕組み」が活用できるのではないかと考えています。フランチャイズと聞くと、本部の搾取や支配が厳しいとか、利益がすべて本部に吸い上げられるとか、地域の商業が衰退するとか、個性が無くなるとか、悪いイメージを抱く人も居るでしょう。確かに企業によっては加盟者とのトラブルも存在しますが、それは個々の企業の問題であって、フランチャイズという「仕組み」自体の問題点とは別です。また、地方の人々も都市的な利便性を享受する権利があります。フランチャイズ店を利用するかどうかは、最終的にはそこで暮らす人々が決めることでしょう。
客観的に見ると、フランチャイズは、地方において大きな可能性を持つ「仕組み」です。第1に、地方で不足する生活インフラを整備できる可能性を持っています。第2に、地元の人がオーナーになれるので地域の事情が反映できますし、オーナーの利益は地元で循環します。もちろん、地元の事業者も加盟出来ますし、フランチャイズ事業の経験を基に別の事業を起こすことも可能です。
ただし、フランチャイズという「仕組み」が地方において正しく適切に機能するためには、解決すべき課題も多くあります。この研究は、フランチャイズが有する「可能性」の解明と、その「課題」の解明を目指しています。法的な課題も視野に入れながら、新しい時代の地方創生のあり方を慎重に模索したく思っています。ぜひ、ご理解のほどをよろしくお願いします。 (研究代表:川端)
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