【活動報告】
現在、アメリカ・ユタ州にて開催されているVitalTalk Faculty Developmentコースを受講しています。
このコースでは、患者・家族との対話を教える手法の「型(フレームワーク)」を非常に丁寧に教えており、臨床教育の質の高さに毎回驚かされています。
また、参加者も多様で、チャプレン、医師6年目の内科医、50代の麻酔科医など、多職種・多世代が真剣にコミュニケーションスキルを学んでいる姿勢に強く刺激を受けています。
それを積極的にサポートしている米国の医療機関の体制も大変印象的です。
全編英語での受講は簡単ではありませんが、応援してくださっている皆さまのおかげで、日々前向きに取り組めています。
今回の開催地は標高が高く、やや酸素が薄いものの(笑)、高山病にもならず元気に頑張っています!
引き続き、救急医療と緩和ケアをつなぐ教育プログラムの実現に向けて、学びを深めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
#VitalTalk #アカデミスト #救急医療 #緩和ケア #医療教育 #活動報告
2025年8月9日、米国ソルトレイクシティで開催された American College of Emergency Physicians Scientific Assembly (ACEP2025) にて、学会発表を行いました。
日本の救急医を対象とした教育プログラムの開発に関する取り組みについて報告し、座長からは「珍しい取り組みで興味深いですね」とのコメントをいただき、大変励みになりました。
来年からの本格的なコース実施に向けて、大きな後押しとなる経験でした。
また、アメリカのみならず、台湾をはじめとした各国での救急医療教育の取り組みを聞くことができ、非常に刺激的な時間となりました。
【活動報告】
ご報告が遅くなりましたが、7月19日に第4回EPEC-EMトライアルを開催しました。
参加者の皆さまからは「とても勉強になった」との声をいただき、満足度では満点評価をいただくなど、これまでの取り組みの成果を実感できる機会となりました。
今回のトライアルをもって、一連の試行的実施は一区切りとし、いよいよ本格的なコース開発に向けて動き出そうと考えています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
現在実施しているEPEC-EMとは別に、私は「Communication Basics for Japanese Emergency Medicine(CBJEM)」というトレーニングコースを約3年前から実施しています。これは、救急外来に出る初学者の方々を対象に、現場で求められる基本的なコミュニケーションスキルを学ぶことを目的としたプログラムです。
ありがたいことに、「知っておけばよかった」「もっと早く受けたかった」といった声を多数いただいているこの取り組みが、このたび救急医学会誌に掲載されました。
ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。
▶︎ https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jja2.13005
【活動報告】
第3回EPEC-EMトライアルを実施しました。
今回は「予後の予測」に関する内容を、患者のGoals of Care(治療の目標)と強く関連づけて構成したところ、参加者からの満足度が大きく向上しました。
回を重ねるごとに、伝えたいメッセージがより明確になり、プログラムの方向性も徐々に収束してきている手応えを感じています。
今後も改善を重ね、より実践的な内容を目指していきます。
このたび、2025年9月に米国ソルトレイクシティで開催される「ACEP2025(American College of Emergency Physicians)」にて、私の研究が口頭発表として採択されました。
本研究は「日本の救急医を対象に、半構造化インタビューを通じて終末期医療に関する具体的な知識や技術を明らかにする」ことを目的としており、テーマの特性上、国際学会での採択は難しいのではと不安もありましたが、無事に発表の機会をいただくことができました。
今後も進捗を随時ご報告してまいります。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
こちらに来て二本目の論文です。
本研究では、ボストンの救急外来において65歳以上の高齢患者を対象に、アドバンス・ケア・プランニング (ACP) への関与状況を調査しました。
患者のACPへの意識は高かったものの、実際に電子カルテに反映されているケースは少ないことが明らかになり、救急外来におけるACP情報の記録と活用の重要性が改めて示されました。
OAでなく、もしご興味がありましたら、連絡ください。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40271984/
EPEC-EMの第2回トライアルを実施しました。
今回も多くの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。参加者の皆さまからは、実践的かつ建設的なご意見・ご指摘を多数頂戴しました。いただいたフィードバックをもとに、今後さらに内容を見直し、より実践的で効果的なプログラムへと進化させてまいります。
引き続きご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
本日、ロータリークラブのご紹介でThe children's roomを見学しました。ここは、親を亡くした18歳未満の子どもたちが集まる場所で、以前、卓話に参加した際にこの施設についてお話を聞いたことがきっかけでした。
振り返ってみると、親を亡くした子どもに事実を伝えることは避けてきていて、その後彼らがどうなっているのかを知る機会はほとんどなかったと気づきました。興味を持って話を伺ったところ、見学に招待していただきました。
マサチューセッツ州では約30人に1人が18歳までに親を亡くす経験をするそうです。そのため、この施設は子どもたちが気持ちをシェアできる場としての役割を果たしているとのこと。実際に、子どもたちが自分の経験をストレートに表現する様子を見ることができました。
例えば、ある子どもが描いた絵には、「お母さんががんで亡くなった。病気の前は普通で、病気のときはつらくて、亡くなってからハートが壊れた」と表現されていました。
私は、日本ではこうした表現をするのが難しいのではないかと感じたのですが、スタッフの方から「それはアメリカも同じです。学校の美術の授業でこのような絵を描けば、カウンセリングにつながります。ただ、こうして経験をシェアできる場があることが大切なのです」と言われ、改めて考えさせられました。
子どもたちにとって、悲しみを表現し、共有できる場の重要性を改めて実感した一日でした
EPEC-EM パイロットトライアルを実施しました!
本日、EPEC-EM(救急外来における緩和ケア教育プログラム)のパイロットトライアルを実施しました!
ご参加いただいた皆さまからは、
「今後さらに発展することで、非常に重要なコースになる」
との前向きで貴重なご意見をいただきました。
現場で本当に役立つプログラムを目指して、フィードバックをもとにさらなる改善を進めていきます。引き続きよろしくお願いいたします!
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Visiting lecture and others
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Research activities after crowdfunding
2025-05-25 Other Impact 【EPEC-EM活動報告まとめ】こ...
2025-04-24 Research Output Advance Care Planning Engagement of Older Adults in the Emergency Department