鳥の食性情報は、それ自体が面白い研究対象であるのはもちろん、他の野鳥研究や保全対策など多様な場面で役立つ情報です。日本の鳥は、繁殖の仕方、さえずり、渡りなど様々なテーマで研究が進んできました。一方で、普段どこでなにを食べているのかについては、一部の種を除いて研究が進んでいません。
餌は鳥の数や分布に影響します。ゴイサギやバンという鳥は、近年大きく減少していることがわかってきました。減少原因の一つに、餌になる水辺の小さい生き物が減少した可能性が挙げられています。しかし、彼らが普段実際にどんな種類の生き物ををどのくらい食べているのか、という基礎的な情報はまだまだ十分ではありません。
また最近では、鳥の数や分布に対する気候変動や外来種の影響も注目されています。環境の変化によって野鳥の食性は変化することがあります。変化したことを知るには、変化前・後の情報が必要です。日頃から食性の情報を集め続けていけば、こうした変化にも気づくことができます。
日本中にいる野鳥の食性情報を集め続けるのは、簡単なことではないと思います。だからこそ、多くの方と一緒に、楽しみながらこの取り組みを続けることが大切だと考えています。
ぜひ、一緒にこの取り組みを推進いただけると嬉しいです。
ご協力の程よろしくお願いいたします!
こんにちは。バードリサーチの野村です。
ページをご覧いただき、ありがとうございます!
いよいよクラウドファンディングがスタートしました。このクラウドファンディングは1か月程の短い期間ということで、とても緊張しております。ですが、この機会に野鳥研究の楽しさや大切さを発信し、沢山の方に野鳥の食性の収集に関心を持って頂けるように頑張ります!
ご寄付はもちろん、SNSなどでの情報拡散も力になります。シェアの連鎖が続いて多くの方々の目に触れることが大きな力になりますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします!
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