山中 建二
私たちが目指すのは、地上走行可能でありながら飛行することも可能な「空飛ぶ自動車」の実現です。
現在、「飛ぶ車」は世界的に開発が進んでいます。しかし、その多くは人が乗れるドローンや電気プロペラ飛行機で、地上を走行することができません。加えてモーターやバッテリー性能の制限により、飛行時間は10分程度と短く、重いものを運ぶことができないという課題もあります。
私は地上を走行する能力を持つ真の「空飛ぶ自動車」を作るために、モーター開発、車体の製作、電気系統と機械系統の設計を行っています。これらを総合的に連携させ、走行と飛行のモード変換が可能な装置を完成させることで、車体総重量180kg、飛行距離20km、地上走行距離200kmの「空飛ぶ自動車」の製品化を目指します。
私たちが開発している「空飛ぶ自動車」は、車輪とプロペラが一体になっています。この車輪は、走行モードでは垂直に、飛行モードでは水平になりプロペラが起動します。プロペラは飛行モードの姿勢制御に利用されます。さらに、車体の前後部に配置した大きなプロペラが飛行を支えます。このプログラムの開発は、チームメンバーでドローンの専門家である三輪昌史先生と共同で行っています。
また、この自動車は軽量化のために、車輪とプロペラを同じモータで駆動しています。走行時と飛行時ではモータのトルク(力)や回転数が大きく異なり、走行時では大きな力が、飛行時では高速で回転することが必要です。私は、このような異なった条件に対応できるモータを開発しています。
すでに浮上実験は成功しており、次のステップは走行から飛行への変換機構の作製と、製品として飛行に耐えうるモーター試験の実施です。
走行モードと飛行モードの変換装置には、軽くて強い素材と安定した回転機構が必要です。
この装置の設計図はすでに完成し、CmDtoF(Conversion mechanism from driving mode to flight mode)と名づけました。
今後はCmDtoFを具現化し、車体が走行から飛行へ移行する偏移状態(2秒以内を目指す)の安定性と車体強度の確立を行います。偏移時の車体は姿勢制御用のプロペラの角度が変化するため不安定になりがちです。そこで、車体変形機構と制御プログラムを最適化し、安定した推移が可能な状態を目指し研究開発を重ねていきます。
さらに、機体の動力や制御を行うモータやコントローラについてはプロトタイプが完成しているため、製品として飛行に耐えうる信頼性と耐久性を検証します。目指すは、出力密度10kw/kg、飛行モードの寿命3000時間、路上走行時の寿命10000時間・走行距離30万kmという性能です。
本クラウドファンディングで皆さまからいただいたご支援は、CmDtoFの製作費や試験費用として使用します。
私たちが開発している「空飛ぶ自動車」が実装されれば、空を使った移動手段を気軽に使える時代がきます。そう、 SFだけの世界でなく現実のものとなるのです! 災害時の救助活動への利用や、川や海を飛び越えて移動するための新しい手段となる可能性があるのです。皆さまの応援や声を大切に、「より良いものを、より良い社会へ」の実現へ向けて一緒に飛んで、進んでいきたいと考えています。
「空飛ぶ自動車」の実現には、皆さまの支援が不可欠です。未来の交通を変革し、社会に新たな可能性をもたらすこのプロジェクトに、ご協力をお願いします。
山中先生の開発しているモータは凄い。私は、空飛ぶ自動車の飛行モードを担当しています。世界初の「空飛ぶ自動車」を実現したいと思っています。我々のチームは、それを可能にします。是非、応援をお願いします。
徳島大学の中で、山中先生のように「物作り」ができる研究者は稀です。この車は彼が一人で基本的には製作しています。モータの開発から、回路設計、機械設計なども自分で行っています。まさに、ハンダ付までしています。だからこそできる「空飛ぶ自動車」だと思います。皆さまの応援を得て、完成させたいので、よろしくお願いいたします。
徳島大学では、現在の電気自動車の開発を今のブームが来る前から行ってきました。日本で最初に電気自動車がキャンパスを走ったのは徳島大学かもしれません。その歴史を背負って、山中先生は空飛ぶ車の開発を行っています。車がボタン一つで空を飛ぶ経験をするとその感動は忘れられないものになるでしょう。それを実現します。
時期 | 計画 |
---|---|
2023年10月 | 走行モードから飛行モードへの変換装置の完成 |
2023年12月 | 屋内での試験飛行:体育館の中で、試験飛行を行う |
2024年2月 | グランドを利用して、走行および試験飛行 |
2024年4月 | 実用可能な3号機の製作をスタート |
academist Journal に寄稿する研究報告レポートにお名前を掲載します。
研究報告レポートにお名前掲載
4人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
試験の様子をオンラインで視聴できます。当日不参加の場合でも、後日動画をお送りします。
試験のオンライン参加・動画閲覧権 / 研究報告レポートにお名前掲載
4人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
3か月に1度開催するオンライン報告会と懇親会にご招待します。
オンライン報告会と懇親会 / 研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権
0人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
走行および試験飛行時に、「空飛ぶ自動車」を運転できます。
試験飛行の日程は2024年2月を予定しています。現地への旅費は各自のご負担となります。
空飛ぶ自動車を地上運転できる権 / 研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権 / オンライン報告会と懇親会
1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
シルバースポンサーとして、「空飛ぶ自動車」の車体にご希望のロゴ・お名前を掲載します。(使用可能面積の1/2のスペースにシルバースポンサー全員分のロゴ・お名前を配置)
シルバースポンサー(空飛ぶ自動車の車体にロゴ・お名前掲載) / 研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権 / オンライン報告会と懇親会 / 空飛ぶ自動車を地上運転できる権
1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
試験飛行で「空飛ぶ自動車」の操縦ができます。
試験飛行の日程は2024年2月を予定しています。現地への旅費は各自のご負担となります。
空飛ぶ自動車の操縦権 / 研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権 / オンライン報告会と懇親会 / 空飛ぶ自動車を地上運転できる権 / シルバースポンサー(空飛ぶ自動車の車体にロゴ・お名前掲載)
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ゴールドスポンサーとして「空飛ぶ自動車」の車体にご希望のロゴ・お名前を掲載します。(使用可能面積の1/8の大きさ)
ゴールドスポンサー(空飛ぶ自動車の車体にロゴ・お名前掲載) / 研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権 / オンライン報告会と懇親会 / 空飛ぶ自動車を地上運転できる権 / 空飛ぶ自動車の操縦権
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世界初「空飛ぶ自動車」の名前を一緒に考えましょう!さらに、プラチナスポンサーとして車体にご希望のロゴ・お名前を掲載します。(使用可能面積の1/4の大きさ)
研究報告レポートにお名前掲載 / 試験のオンライン参加・動画閲覧権 / オンライン報告会と懇親会 / 空飛ぶ自動車を地上運転できる権 / 空飛ぶ自動車の操縦権 / プラチナスポンサー(空飛ぶ自動車の命名権、車体にロゴ・お名前掲載)
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シルバースポンサー(空飛ぶ自動車の車体にロゴ・お名前掲載) 他
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空飛ぶ自動車の操縦権 他
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ゴールドスポンサー(空飛ぶ自動車の車体にロゴ・お名前掲載) 他
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