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NEXT GOAL
SUCCESS
田野井博之
フリーランス、市民科学者
支援総額: 2,091,710 円
目標金額: 1,000,000 円
NEXT GOAL: 2,000,000 円
達成率
209 %
サポーター
141
残り時間
終了
募集期間は終了しました

リターン【仙台湾海鳥調査】を実施しました!

リターンの一つとして設定しました仙台湾での海鳥調査を、1月22日に実施しました!
当日はとても寒い中の出港となりましたが、ご参加頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。

今冬は最近になって気温は低くなってきているものの、海水温度は平年よりも高い状況が続いています。そのため、船長からは例年よりも小型の海鳥であるウミスズメ類は少なめ、と事前に聞いていたこともあり、やや不安な中での出港となりました。

湾内を例年と同じコースで回り始めると、個体数は少ないもののウミスズメとウトウの小群、海ガモ類(ビロードキンクロ、クロガモなど)を見ることができました。
対照的に、アビ類は過去にないほど個体数が多く、特にシロエリオオハムとオオハム2種の5,000羽を超す群れは圧巻でした!

そして、この調査の目的の一つであるマダラウミスズメは3羽を見ることができました!本種は極東地域にのみ分布するウミスズメ類で、詳しい生態や個体数などに不明な点が多く残っています。1930年代頃までは東京湾でも普通種だったとされていますが、個体数は大きく減少しているようで、そのような本種が毎年越冬している仙台湾は本種の重要な生息地であると言えるでしょう。

近年、仙台湾を含む宮城県沖は、海水温度の上昇により魚種も変化していると聞きます。海鳥は海水温度や餌と関わりが深いため、マダラウミスズメなどの海鳥の生息状況がどのように変化していくのか、今後も注視していきたいと思います。

田野井博之 2023年01月
このプロジェクトは、 2022年10月12日(水) 10時00分 から 2022年12月08日(木) 17時00分 までの間に目標金額1,000,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
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1,100 円(税込)

お礼メッセージ

34 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

研究報告レポートにお名前掲載

37 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

オンラインサイエンスカフェ

36 人 が支援しています。
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33,000 円(税込)

オガサワラヒメミズナギドリTシャツ

26 人 が支援しています。
(数量制限なし)

55,000 円(税込)

現地調査の様子の動画限定公開

4 人 が支援しています。
(数量制限なし)

110,000 円(税込)

仙台湾での海鳥調査参加(日帰り乗船)またはオンライン個別ディスカッション

4 人 が支援しています。
(数量制限なし)

550,000 円(税込)

小笠原での海鳥調査参加(4日間乗船)またはオンライン出張講演会

0 人 が支援しています。
(数量制限なし)

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