リターンの一つとして設定しました仙台湾での海鳥調査を、1月22日に実施しました!
当日はとても寒い中の出港となりましたが、ご参加頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。
今冬は最近になって気温は低くなってきているものの、海水温度は平年よりも高い状況が続いています。そのため、船長からは例年よりも小型の海鳥であるウミスズメ類は少なめ、と事前に聞いていたこともあり、やや不安な中での出港となりました。
湾内を例年と同じコースで回り始めると、個体数は少ないもののウミスズメとウトウの小群、海ガモ類(ビロードキンクロ、クロガモなど)を見ることができました。
対照的に、アビ類は過去にないほど個体数が多く、特にシロエリオオハムとオオハム2種の5,000羽を超す群れは圧巻でした!
そして、この調査の目的の一つであるマダラウミスズメは3羽を見ることができました!本種は極東地域にのみ分布するウミスズメ類で、詳しい生態や個体数などに不明な点が多く残っています。1930年代頃までは東京湾でも普通種だったとされていますが、個体数は大きく減少しているようで、そのような本種が毎年越冬している仙台湾は本種の重要な生息地であると言えるでしょう。
近年、仙台湾を含む宮城県沖は、海水温度の上昇により魚種も変化していると聞きます。海鳥は海水温度や餌と関わりが深いため、マダラウミスズメなどの海鳥の生息状況がどのように変化していくのか、今後も注視していきたいと思います。
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