「デルタ株」に変異が四つ加わると、現行のワクチンでできた抗体の効果が大きく弱まる恐れがあるという研究結果を、阪大のチームが報告しました。抗体依存性感染増強(ADE)を誘起しない「動的エピトープ」を標的とする治療薬に加えてそのようなワクチンの設計も重要だと思います。https://biorxiv.org/content/10.1101/2021.08.22.457114v1「#動的エピトープ理論_北大」の意義はやはり大きい。
昨日、19時から20時30分までAcademist Barにて今回のプロジェクトについてお話しする機会をいただきました。100名を超えるたくさんの方々のご参加により大変有意義な時間となりました。このクラウドファンディングプロジェクトの期間中はそのライブ中継の様子を下記のURLから覗くことができるそうです。https://youtu.be/vPgcYWhcXRQ
本日、目標金額5,200,000円の50%を突破しました!皆様のご協力に感謝いたします。残り10日、何とか目標達成に向けて頑張りますので引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本日、目標金額5,200,000円の50%を突破しました!皆様の五経陸に感謝いたします。残り10日、何とか目標達成に向けて頑張りますので引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
FDAが最近、COVID-19の治療薬として緊急使用許可したGSK社のsotrovimabという単回投与のモノクローナル抗体はもともと2002年のSARS-CoVに感染した患者さんから見つかった中和抗体S309です。この抗体はN343に修飾された糖鎖を含む領域、すなわち「動的エピトープ」を認識しています。これは我々の仮説通り、スパイクタンパク質の「変異できない弱点」を標的とする治療薬の有効性が感染したヒトがつくった自己抗体により証明されたことを意味しています。
サポーターが100人を突破しました。一方、コロナ感染者は東京で5000人を突破、全国では15000人を超えました。デルタ株の脅威は予想をはるかに超えていますが、その理由も変異の場所以外の特異性が存在する可能性があります。8月7日(土)に佐伯恵太さんの、とつげき!ちきゅうの研究室「らぶラボきゅ~」に出演します。子供たちとウイルスや免疫、ワクチンなどについて一緒に学ぶ予定です!https://twitter.com/LoveLaboQ
実験室では、現在新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に存在するいくつかの「変異できない動的エピトープ」の化学合成が進行しています。写真は博士研究員の涌井君と大学院生の小林さんが重要なパーツとなる中間体を大量合成しているところです。
また、プロジェクトのことを日経バイオテク誌(https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/21/07/15/08385/)とCBCラジオ(https://radichubu.jp/kenkyu/)で紹介して頂きました。
7月7日にプロジェクトが開始されて1週間。ご支援が63人のサポーターから90万円に到達しました。多くの方々からの応援メッセージに毎日勇気づけられ、気を引き締めて頑張ろうと研究室一同の士気も一層高まってきました。最近、動的エピトープが様々な疾患の特異的で有望なターゲット分子となることが次々と明らかになってきました。このコンセプトをできる限り早く新型コロナウイルスの治療薬開発に繋げたいと思います。ウイルスの糖鎖の機能解析技術と関連する私たちの最新の研究成果の一部を来週のシンポジウムで発表します。
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研究報告レポート(PDF)
37
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研究報告レポート謝辞にお名前掲載 他
37
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オンラインセミナーにご招待 他
33
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講義動画配信 他
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学会発表謝辞にお名前掲載 他
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論文謝辞にお名前掲載 他
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個別面談 他
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