伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様
こんにちは、福田です。
12月10日に佐倉市でアカデミックカフェを開催します。
参加締切が間近となりましたので、再度連絡いたします。
ラフに参加できますので、興味ある方はこちらのURL (https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/bunkaka/bunkazai/3807.html) か、QRコードから登録お願いいたします。
伊豆諸島の研究話や大学での研究生活の話をして、多くの方と交流できればと考えています。
参加料500円で研究者の話を聞きながらお茶ができるので、皆さんの参加お待ちしています。
伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様
こんにちは、福田です。
12月10日(日)13時~15時に佐倉市にある旧平井家という古民家(https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/bunkaka/bunkazai/3807.html) で、 アカデミックカフェを実施いたします。
興味ある方は画像のQRコード、またはこちら (https://forms.gle/bZgA5mbDMNXL2X2t5) から参加申し込みをお願いいたします。
伊豆諸島での研究成果や大学での研究生活の話をするので、生き物や研究者の生活に興味がある小学生から大人まで楽しめる内容です。
参加料は1人500円(コーヒーorソフトドリンク1杯付)としており、サイエンスカフェ参加権で支援者していただいた方は無料で参加いただけます。また、後日撮影された映像を参加券の支援者には送らせていただきます。
今回は佐倉市のトライアルサウンディングという古民家を有効活用する事業の一環で、軒先珈琲様 (https://nokisakicoffee.com/) とTruth Lab Coffee (https://tlabcoffee.base.shop/) の佐川くんと協力して開催します。佐川君は大学生時代の僕たちの後輩で、今はコーヒーを入れながらカフェを通して地域に寄り添ったコミュニティを築くことを目指しています。
佐倉市は東京から1時間ほどの場所にあり比較的アクセスがよく、多くの自然を残している歴史ある城下町です。アカデミックカフェ開催の少し前に来て、飲食店や美術館、博物館などを見て回るのもおすすめです。また、参加いただいた後、城址公園で自然観察も開催する予定ですのでご興味があれば一緒に佐倉の自然を堪能しましょう。
伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様
こんにちは、福田です。
オンラインサイエンスカフェの参加締切が本日までとなりました。
フィールドワークで進化生態学を研究している3人が、今行っている研究を他分野の人にでも分かりやすく話します。途中参加・退出は自由ですので興味ある方はぜひ見に来てください。
伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様
こんばんは、福田です。
オンラインサイエンスカフェの日程が決まりましたので、ご連絡いたします。
日時は4月15日(土)の18時から、zoomで行います。
参加費は無料ですのでお時間が合えば、
伊豆諸島研究の話を聞きに、ぜひ来ていただければと思います。
支援していただいた皆様、研究に興味をもっている方々とお話できるのを楽しみにしています。
伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様。
こんばんは、福田です。研究の支援をしていただいている皆様に2点、近況報告をさせていただきます。
1つ目はリターンについてです。支援者様へのリターンである研究報告書、ポストカード、センサーカメラの映像が完成しましたので共有いたします。
支援していただいた方には順次、送付いたしますので今しばらくお待ちください。
また、こちらの進捗報告でも、研究報告書の目次とポストカード、センサーカメラ映像の一部を共有いたします。
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目次
はじめに…2p
第1 章 三宅島におけるシードバンク植物と土壌動物相の記録…4p
第2 章 陸産貝類D N A バーコードデータベースの構築とその活用にむけた取り組み…10p
第3章 伊豆諸島における1970 年から引き起こされた鳥類群集構造の変化と生態系機能の改変の解明に向けた研究…17p
謝辞(支援者のお名前)…26p
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2つ目はオンラインサイエンスカフェについてです。
現在、オンラインサイエンスカフェを企画中です。日程は未定ですが3月下旬から4月下旬には開催を目指しています。
今回は支援者以外の方も参加可能として、広く僕たちの研究を知ってもらおうと考えています。サイエンスカフェ参加権で支援者していただいた方には講演内容や質問時間などを多く設けるなどして、対応しようと思っています。損はさせません。ご理解の程、よろしくお願いします。
詳しい日程が決まりましたら、こちらの進捗報告やSNSで告知いたします。
伊豆諸島の進化研究を支援してくださった皆様
こんにちは、飯島です。
7月中旬に伊豆諸島の八丈島で野外調査を行なったので、その成果を報告させていただきます。
今回は飯島・福田が2泊3日の日程で昆虫や鳥の糞のサンプリングを行いました。
海水浴のメインシーズンということもありレンタカーの予約ができなかったため、電動自転車で島内を調査しました。
なお、今回は当初の予定から調査範囲を拡大し、八丈島を訪れました。
その理由は、ここ数年で外来種の侵入が八丈島の生態系に深刻な影響を与えている可能性が示されはじめたことによります。
伊豆諸島のなかでも本土から距離が遠い八丈島では、ハチジョウヒラタクワガタといった島固有の昆虫がいくつも見られます。
しかし、ここ十数年のあいだに八丈島では、もともと琉球列島に生息していたリュウキュウツヤハナムグリが見られるようになりました。
この島外からの昆虫の「侵入」は、人の物流などのなかで引き起こされたと考えられています(このような、国内において、もともといない地域に導入されてしまった生き物は”国内外来種”と呼ばれます)。
リュウキュウツヤハナムグリは、島で咲く様々な花の花粉を食べてしまったり(写真をご覧ください)、樹木を傷つけたり、土壌を撹乱(かくらん)することによって生態系に大きな影響を与えることが危惧されています。
しかし、八丈島を含む伊豆諸島では、この虫の由来・生態・分布といった情報がありません。
そこで、今回はリュウキュウツヤハナムグリを約30個体採集しました。
採集したハナムグリは、今後遺伝子の解析を行い、もともとはどこに住んでいたのかを明らかにするための解析を行う予定です。
さらに、八丈島に生息する鳥類の糞を数個採集することができました。
これらの糞サンプルは、今後鳥たちが食べている餌を分析するために使用します。
こんばんは、福田です。研究の支援をしていただいている皆様に2点、近況報告をさせていただきます。
1つ目は野外調査についてです。今年2月、プロジェクトメンバーの飯島と福田が、伊豆諸島の三宅島において野外調査とサンプリングを行いました。三宅島は火山活動度ランクAの雄山を中心とする島で、数十年周期で噴火が起きています。そのため、噴火によるかく乱後、どのように動植物が移入するのかを研究するのに適しており、長年注目されています。また、火山ガスや噴火による泥流の影響が島の各地で異なっているため、島の東西南北それぞれで植物の遷移(せんい)度合が異なります。
今回は冬季の三宅島34地点で、飯島が鳥類を、福田が土壌生物の調査を行いました。今後、鳥類と土壌生物の冬季での関係を明らかにする予定です。また、継続して三宅島を調査し、遷移の影響による長期的な変化も観察できればと考えております。
クラウドファンディングで支援していただいた資金の一部を今回の調査の渡航費と宿泊費に充てさせていただきました。研究の詳細な結果は来年度の報告書にまとめ、支援していただいた方々に送らせていただきます。
2つ目は特別授業についてです。ご支援いただいた村上新先生の勤めておられる、海陽中等教育学校の5年生に向けて、特別授業をオンラインで行いました。授業では福田、飯島、伊藤の3人が行っている博士研究の説明・解説に加え、大学での生活や卒業研究の話をさせていただきました。生徒の皆さん、きちんと研究内容を聞いており、鋭い質問が多く有意義な話ができたのかなと思います。大学生活の話では、実体験を中心に、学生目線で話したので大学入学後の生活をイメージしながら聞いてもらえたのでは、と思っています。また、実際に研究者を目指している生徒さんもおり、研究の面白い部分、大変なことを話しました。全員が研究者になるわけではありませんが、研究の面白さの一端を感じてもらえたらうれしいです。来年度は大学入試が控えていますが、後悔の無いよう全力で頑張ってください。応援しています。また、村上先生には貴重な授業時間を割いて、このような機会をいただきありがとうございました。
ご無沙汰しております。改めまして皆さま、この度は本プロジェクトへのご支援を、心よりお礼申し上げます。今回は2点、近況報告をさせていただきます。
1つ目は野外調査についてです。今年、10月にプロジェクトメンバーの一人、伊藤が、伊豆半島・諸島で調査を行いました。今回は陸産貝類を中心に、その他無脊椎動物や、一部哺乳類を調べました。ここで得られたデータや試料は、今後遺伝解析や統計解析に用いる予定です。来年には他のメンバーの調査も順次開始いたします。その際には、またここでご報告させていただきます。
2つ目は、伊豆半島・諸島発の研究成果のついてです。先日、メンバーの伊藤がEcology and Evolution誌に学術論文(https://doi.org/10.1002/ece3.8080)を発表しました。この研究は、伊豆半島・諸島に棲むシモダマイマイに着目したものです。この種類は、伊豆諸島のみで、多様化を促す自然選択が働き、著しい殻色の多様性を示すことが知られていました。しかしながら、なぜこのような自然選択が働くのかは不明でした。
そこで今回の研究では、伊豆半島の南伊豆町と伊豆諸島・新島で比較研究を行いました。その結果、新島のシモダマイマイは、伊豆半島よりも、アカネズミの捕食圧が低いことがわかりました。それに伴い、利用する微環境幅が広がり、自然選択も多様化を促す方向に変化したことがわかりました。
この結果は、伊豆諸島に独自の環境により、シモダマイマイの多様化が生じた可能性を示しています。今後、皆様のご支援をもとに、シモダマイマイと他の生物の生態的・進化的な関係性も明らかにしようと考えています。
写真は伊豆大島・三原山山頂から撮影したものです。
応援してくださっている皆様、いつもありがとうございます。
66名もの方々からご支援いただき、調査や研究の傍ら日々励まされております。
皆さんに支援していただいている野外調査の開始は10月ごろを予定しています。
コロナの影響により、今後の動向を十分注意しての野外調査になりますが、
それまでに糞を用いた遺伝子解析の関連論文、カメラトラップの手法確立など、
伊豆諸島に行くまでにしなくてはならないことを1つずつ進めていきます。
プロジェクト終了が2週間となりました。
残り短くなってまいりましたが、引き続き応援よろしくお願いいたします。
また、もし興味がある方が周りにいらっしゃいましたら、勧めていただけると嬉しいです。
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研究報告書(PDF)、研究報告書に謝辞掲載
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調査対象種の画像 and others
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