挑戦期間
2023/09/05 - 2024/08/30
最終活動報告
2024/08/31 08:38:58
活動報告
15回
サポーター
17人
経過時間
2023/09/05 10:00:00
先日のacademist Prize 第3期ファイナルイベント 「若手研究者を投票で応援!- 100万円配分ピッチコンテスト」でアカデミスト賞2位をいただきました。
自身の至らなさから残念ながら1位にはなれませんでしたが、ここまで来れましたのは平素よりご支援をいただいた皆様のお力があってこそです。誠にありがとうございました。
本プロジェクトは、2024年8月30日をもって終了いたしました。サポーターの皆様からは、これまで多大なご支援を賜りました。改めて御礼申し上げます。
また、お忙しいところ推薦文を書いてくださった、田口善弘先生・生塩研一先生にも厚く感謝申し上げます。
歴史学の研究は基本的に一人で進められます。最初の論文どころか卒業論文、いや最初のゼミの発表でさえ、自分は「好きにやりなさい」と言われて「やったー!最高の指導だ!これこそが大学だよ!!」と思い、好きにやってきました。
研究発表にアドバイスをいただくことはとても好きで、後から、「あ、あの時言ってたことってそういうことだったんだ」と気づくタイプのアドバイスをする先生のことを物凄く尊敬しています。ですが、やっぱり「最後に自分の責任をとれるのは自分だけ」と強く思っており、良くないこともいいことも「自分のせい」に引き受けられるので1人で研究を進めることが好きです。その基本は今も変わっていないと思います。
その副作用と言いますか、普通はしないミスをしたり、「業界の常識」に疎かったことに起因して失礼なメールを送ってしまったりしたこともありました(若気の至りで恥ずかしいです)。また、上記のスタンスを採りますと研究のインパクトがものすごく小規模なものに思われてしまいかねません。その点は、レッドオーシャンの研究状況と言える北一輝という対象に救われているところかもしれません。
これまで基本的にずっと1人で研究してきた自分にとって、本プロジェクトは色々な異分野の方と関わりながら進められた初めてのものです。そのため自分で「ん?ほんとにそうか?」と思った点や、「歴史研究者として承服しかねる違和感はあるが…」という点も、一旦飲み込むことを心掛けました。
そのせいで、本業の歴史研究者からの評判が落ちることも多々ありました。また、こんな活動をするなんて、本業の北一輝研究すら疑われるとの厳しいお言葉をいただいたこともありました(北一輝の評価についてはさすがに自分の論文やこれまでの優れたたくさんの北一輝研究の積み重ね、そして北一輝の実際の史料を読んでから出来れば判断されたいものです)。
しかし、それでも応援してくださる支援者の方がいる、支持してくれる方々がいることは重要な事実です(少し嫌な言い方にはなってはしまいますが、文句だけを言いたい人の的外れなお話は一銭にもならないし、金銭的価値だけでなく、よくよく考えても全く自分にとってためになるものでないことがほとんどです)。
オーディエンス賞1位、アカデミスト賞2位をいただけたことは皆様に応援していただけた証左と言ってもいいかもしれません(ファイナルイベントでも現地の投票では1位だったとお聞きいたしました)。クラウドファンディングという形でお金をいただく以上、支援者の方に満足していただける活動を行わねばならない。上記の結果はこうした意識が反映した結果ではないかなと思っております。
何度も何度も繰り返しになってしまい恐縮ですが、皆様、本当にありがとうございました。本プロジェクトに取り組んだことで得られた大きな「財産」の1つは皆様ではないかと、菅原は考えております。
期間終了後も活動報告を更新することができるとのことです。そのため、今後もアウトリーチ活動の一環として、ここで発信する可能性があります。その際には、どうか記事をご笑覧いただければ幸いです。
写真はファイナルイベントの記念写真です。
台湾での研究報告等、これからも頑張っていきます。
それでは皆様、ごきげんよう。
これからも「曲がったタイ」はつけないよう、研究に邁進いたします。
あいにくの雨で、澄み切った青空ではありませんが、お礼とご挨拶でした。
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)