Challenge period
2022-11-01 - 2026-03-31
Final progress report
Sat, 19 Oct 2024 09:02:56 +0900
Progresses
24 times
Supporters
8 people
Elapsed time
Tue, 01 Nov 2022 10:00:00 +0900
いつもご支援ありがとうございます!野村佳祐です!
現在、2名の方々にご支援頂いています!今後も、支援者の輪を広げてゆけるよう、面白い報告ができるように頑張ります!
それでは、11月の活動報告をさせて頂きます!!
11月は、2つの学会に参加し、ラボの内外の研究者と活発に議論でき、充実した1か月でした!
特に印象深かった学会、日本細菌学会関東支部での活動についてお話します!
●日本細菌学会関東支部での活動
今回は口頭発表を行い、本プロジェクトに関する進捗を初めて公の場で報告した記念すべき学会となりました!
この学会に参加した目的は、来年3月に開催される日本細菌学会の年度大会に向けて、一人でも多くの研究者の方々に僕の研究を認知してもらう事でした。
日本細菌学会自体が、感染症などの原因となる病原性細菌に関する研究者や、医療従事者の方々の参加が多い学会という事もあり、質疑応答の時間では、私のデザインした解析技術「腸管モデル」を用いて、病原性細菌を解析してみてほしい、などのお声を頂きました。
「腸管モデル」自体は、善玉菌・悪玉菌問わず、任意の細菌の解析に利用できるので、手早く試せるものはすぐに試して、将来的に何報か論文を書けるようにデータを蓄積してゆこうと考えています。
余談ですが、ヒトの健康に関わる細菌の研究は、現在、善玉菌と比べて悪玉菌の研究の方がより多く行われている気がします。悪玉菌は短期間でヒトの生死を左右するので、長期間でヒトの健康を維持・増進する善玉菌と比較して、研究対象としてより大きな意義があると考えられがちなのかもしれません。あるいは、善玉菌の働きを強める技術よりも、悪玉菌の働きを弱める技術の方が重宝され、お金になる、という考え方もできるかもしれません。
僕個人としては、善玉菌の研究を発展させて「病気を未然に防ぎ、より活発に長生きできるヒト」を目指す事も、中長期的には多大な経済的・社会的利益を産む事に繋がると考えています。
現在、我が国の一般的なサラリーマンの定年は65歳ですが、善玉菌の働きをうまく利用する事で健康に暮らせる年齢が上昇すれば、定年を超えても活発に働ける人々が増え、社会はさらに生産的になるかもしれません。元気な人が増えれば、それだけ消費活動も活発になり、経済も回りやすいのではないでしょうか。
善玉菌の研究の輪を広げ、いつか大規模なチームを組んで研究するのが、僕の夢の一つでもあります。
●次回予告
・アカデミスト忘年会
academist Prize第2期生として、ピッチプレゼン・ポスター発表を行う予定です!また、初めて他のacademist メンバーと会って研究の話ができるので、そちらも楽しみにしたいと思います!支援者の皆様も、無料で参加(対面/オンライン)できるみたいなので、ぜひHPをチェックしてみてくださいね!
(https://cic-academist1214.peatix.com/)
・研究教育のお手伝い(リバネス・サイエンスキャッスルポスター、微生物生態学会・微生物観察会)
現在、自身の研究活動と並行して、小中高生の教育現場での研究教育の支援を行っています。微力ながらこれまでの学習・研究の経験を伝えたり、逆に子供たちの率直な意見から学ぶ事で、研究者として、また一人の大人として成長していきたいと考えています。
●支援者の皆様・支援を検討中の皆様へのお知らせ
現在、支援に対するリターンが「活動報告」のみとなっておりますが、支援金額に応じてリターンを追加してゆく事を検討しています!近日中に詳細は連絡できればと思いますので、宜しくお願い致します!
それでは皆さん、冬も本番になってきますので、暖かくして、ヨーグルトを食べて、健康にお過ごしください!それでは、また来月、お会いしましょう!!