「研究への寄付募集」の研究で、日本の大学の10年後を変える

#22 「遺贈寄付の募集」について寄稿しました

錚々たる日本の寄付研究者の方々が寄稿しているAcademic Research on Donationsというメディアがありまして、こちらに今回寄稿させていただくことができました。

テーマは、遺贈寄付（遺言書による寄付）です。

日本の大学にとっても、遺贈は非常に重要な財源となっており、本研究プロジェクトにとっても意義ある原稿執筆でした。

『人々は遺贈寄付をする団体をどう決めているのか』
https://nippon-donation.org/papers/1530/

上記記事でも触れていますが、遺贈寄付は実務者側のニーズが高いにも関わらず、研究を行うにあたってのハードルが高く、特に遺贈寄付募集について日本はもちろん世界的にも十分な学術研究がありません。

一方で、日本では近年様々な調査が遺贈寄付について行われており、その内容を把握するとともに、先行研究との整合性を確認しました。

大学ファンドレイジングの関係者にも、ぜひご覧いただきたい論考です。

遺言書による寄付というのは、人生の集大成といわれることもあります。

多くの方々に、遺贈の意味や価値（ご本人にとっての／遺贈先にとっての）について知っていただく契機になればと思います。