寒い日が多くなってきましたが、皆様体調にお変わりないでしょうか。
本日も研究報告を読んでくださりありがとうございます。
この1ヶ月間の報告をいたします。
来年度の研究方針と、博士論文予備審査の結果の2つについてのご報告です。
まず、来年度の研究方針ですが、引き続き高齢者福祉へのICT導入を目指したロボットのインタラクション設計に取り組むことを考えております。
ここ1ヶ月間は博士論文執筆に向けた解析の日々でした。その中で、1人1人のQOLに応じた言動をするロボットがユーザのQOLを向上させること、ユーザに共感を示すことができること、ユーザの自己開示を促すことなどを明らかにしました。
特に、ロボットにどのような言動をさせればユーザの自己開示を促進できるのか特定するためには、幾度ものカウンセリング実験と評価を経ており、かなりの労力を要しました。これらの実験では、臨床心理士や公認心理師の方々の協力により、多くの新たな知見を得ることができました。
また、QOL推定システムはロボットの言動生成の基礎として活用できるだけでなく、見守りシステムにも導入できることから、高齢者福祉のさまざまな場面で活躍できると考えております。
そこで、来年度は実運用を見据えた取り組みを開始する計画です。
嬉しいことに、このプロジェクトの計画が評価され、来年度の予算を無事獲得することができました。
この予算獲得によって、6年にわたり取り組んできたQOL研究にこれからも邁進していくことができます。
今後も引き続き研究の進捗について胸を張って報告できるよう努めてまいります。
2つ目の報告ですが、11月8日に博論予備審査を受けました。
これは、私の研究に関係する5名の先生方に研究のプレゼンをし、質問に答える形式の面談です。
この面談を通じて、私が博士論文を投稿してもよいかどうかの決断が下されます。
2時間にわたるプレゼンと質疑応答を経て、無事審査を通過することができました。
これで安心して博士号取得に向けた取り組みを進めることができます。
いよいよラストスパートが近づいてきました。
体調を崩さないよう、また気を緩めないよう最後までできる限りのことをします。
皆様からいただいたご支援は、明日からの追加実験で用いる機材の購入に活用させていただきました。
いつもご支援くださりありがとうごいます。
しっかりと研究成果をあげ、ご支援に対するお返しができるよう努めますので、よろしくお願いいたします。
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