今月は躍進の月となりまして、ティカル遺跡におけるマウンドサイズと、それぞれのマウンドから出土する推定出土遺物量の2つの数式を作りました。前者はこれまでに扱ってきたティカル遺跡中心部の測量図に基づくもので、後者については理論値に基づいて作成しています(下図)。推定遺物量については2020年に調査したStr.4F-20のデータを使用していますがデータ量が1地点のみですので、年明けに実施予定の調査における取得データで一気に実値ベースの数式を作りたいと思います。
12月は学会発表や論文、分析で多忙の予定ではありますが、ティカル遺跡におけるマウンドサイズと推定出土遺物量との関係式を作成して紹介しようと考えております。ティカル遺跡での調査まであと2か月となりました。このまま考古学に革命を起こす勢いで研究を推し進め、皆様に面白い最新情報をお届けしますので是非、継続的なご支援を宜しくお願い致します。
最後に本報告(11月末報告)のアップが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。