皆さま、こんにちは!メンバーの桑水です。
私たちのプロジェクト「乳幼児の内なる世界を読み解く」に関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。
9月11日(木)、東京大学本郷キャンパスで開催された「認知科学若手の会ワークショップ」において、メンバーの桑水が 「外言・内言中の瞳孔動態」 をテーマに発表を行いました。
本研究では、声に出して発話する「外言」と、音声を伴わず自分の中で発話する「内言」が、脳の覚醒中枢にどのような影響を及ぼすのかを瞳孔の動きから検討しています。今回の発表では、最新の研究進捗をご紹介するとともに(進捗の一部はこちら)、将来的に乳幼児を対象とした場合にどのような仮説が立てられるかについても議論を深めました。
桑水はこれまで、身体運動と瞳孔の動き、そして認知機能との関係を検証してきた経緯があり、乳幼児の運動や言語の発達がその時の内的世界にどのように関わるのかに興味を持っています。
今後も検証を続け、乳幼児の心の発達を理解する新しい手がかりを探る議論を継続してまいります。
(写真は、本プロジェクト推薦者の櫃割仁平さん(ヘルムートシュミット大学)がしっかりと撮ってくださいました!)
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