2024年1月29日から2年間という長丁場のプロジェクトを開始し、まだ一週間もたたないうちに20名もの方々にご支援たまわりました。。。。。 個別でのコメント返しはしておりませんが、ほんとうに感謝しております。
正直言って、まだぜんぜん広報が足りず、ほぼ僕自身のSNSやメルマガ等だけの案内。あるいは、毎月やっている全分野交流会(主催:京大学際センター)で、僕が直接話した方々という、極めて限定された案内でありますが、これだけの方々にご支援頂きましたこと、ほんとに嬉しいです。
なんというか、やっぱり、大学を、学問を諦めたくないんですよね。
でも、こうかくと、ちょっとかっこいい感じがしますが、現実は違います。
今日も学問バー的なところで一日店長をやって散々話しましたが、今、大学って、そうとうひどい状況にあるんです。それは大学人も自覚するところだと思いますが、でも、それをどこか他人のせいにしてるフシがある。そこが気に入らないんです。だから、せめて手の届く範囲でなんとかしたいって思ってて、それが具現化したのがこのプロジェクトというわけなんです。
はっきり言いますが、今回のプロジェクト、支援総額よりもどれだけ多くの方にご指示いただいたかが大事と思っております。
このような全国の学問掘り起こしプロジェクトに、百や千、あるいは万もの方々の指示を頂けたら、きっと流れは変えられると思うんです。「え? このプロジェクトに、1万人も賛同してるの!?」という状況になれば、行政も企業も、一般の方々も、大学の見方が変わると思ってます。そうすると入試の在り方や、就職の在り方にもまた影響を及ぼすんじゃなかろうか・・・
昔、村人たちがお坊さんの話を聞きに行ったのは、お坊さんがすごい人だからではなく(失 礼!)、お坊さんという人は偉いんもんだとみなが思っていたから。そのような社会的コンセン サスがあったってことはとても大事なことで、かつて大学(の先生)もある時期まではそうだっと思います。今、そのような共通理解がない状況下においては、大学がいかに立派な思想 や理論、技術を掲示しても、具体的な利益を伴わない限り、大学の声に耳を傾けてくれること はないでしょう。
なぜ今日のようになったか・・・ その原因分析は、ペーパー上ではなされてはいますが、 回復のための自己変革を伴うようなリアル活動は怠ってきた。大学はこれまで楽をしてきたの だと思います。それなのに、「目に見えないことこそ学問の価値、なぜそれがわからないんだ!」と外に向けて叫ぶのは笑止千万。今、大学(人)自身が胸に手をあて、社会にとっての 学問、その価値について、それを高める活動と世間に理解してもらう活動を起こす必要があると思うのです。
これをお読み頂いたご支援者のみなさま、ほんとうにありがとうございます。
どれだけ励みになっていることか! ご期待に応えられるよう、一生懸命やります!
また、ご支援を検討いただいているみなさま。この挑戦に参画頂き、見守っていただけないでしょうか? ご期待に応えられるよう心底がんばりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。