私のプロジェクトは「社会における発達障がいに対する理解を向上したい!」というものです。私は、発達障がいという言葉はあまり使いません。代わりに、ニューロダイバージェスまたは形容詞のニューロダイバージェント(ND)を使います。しかし、この言葉が私のプロジェクトを分かりにくくしているかもしれないと思い、新しいタイトル画像を作りました(実際には、Academistの規定で、プロジェクト開始後のタイトル画像を変更はできません)。
私は現在、ユニバーシティカレッジロンドンのIOE教育・社会学部の名誉ポスドク研究員として、ND者のウェルビーイングに関する複数の研究課題に取り組んでいます。孤独、自殺、感覚的経験など、さまざまなテーマを研究していますが、私が研究で大切にしていることは、ND者の経験に科学的証拠を与えることです。当事者の経験を本気で受け取ってほしいけれど、科学的証拠がなければ変わらない社会のシステムがたくさんあるからです(例:政策など)。
私自身、複数の発達障がいの診断をもつ多重NDです。当事者研究者として、多くの発達障がいに関する研究は時間と研究費の無駄だと思っています。読んでいてイライラする学術論文もたくさんあります。例えば、「ADHDの子どもはXYZという問題がある」などと書かれている場合がありますが、この場合、私は「誰にとっての問題なのか」と問いたくなります。社会は神経多数派のために構築されているので、ND者は生きにくいです。しかし、多数派が「普通」でそれ以外に「疾患」「障害」があると考える社会が間違っています。
私は、研究を通して当事者の経験を社会に広めたいと思っています。そして、ND当事者との共同研究に努めています。当事者と共に研究課題を考え、デザインし、実行し、研究結果を広めるということです。
アカデミストからの支援により、発達障がいの正しい理解のためのZoomでの定期的な講演会を実施したいと考えていますので、賛同していただける皆様はぜひサポートしてください!
そして、既にサポートしてくださっているみなさま、誠にありがとうございます!
Best wishes,
Kana
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