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Closed 「囚人と帽子のパズル」の無限化を通して、新たな数学の公理を作る

Monthly

Souji Shizuma

大阪府立大学、3rd year doctoral course

Challenge period

2023-01-02 - 2024-03-29

Final progress report

Sun, 31 Mar 2024 21:39:17 +0900

Progresses

18 times

Supporters

19 people

Elapsed time

Mon, 02 Jan 2023 10:00:00 +0900

久々の対面研究発表のため米子に行ってきました!

いつもご支援・応援ありがとうございます。
復学は4月ですが、それまでに徐々に自分を数学モードにしていくために、そしてこれまでの研究の振り返りのために、研究者相手の発表のリハビリのために、1月8日・9日と開催された研究集会に参加してきました。

参加してきた研究集会は「山陰 基礎論と数学およびその周辺の研究集会」で、その第8回でした(添付した写真の案内版では、会名が長すぎて省略されてしまってます笑)。
過去の回も全ての米子で開催されてきました。この会は米子で働く数学者の方が発起人で、当初は彼と彼の周辺の研究者との同窓会を兼ねた、研究集会というコンセプトで始まりました。しかし徐々に数学基礎論やそのほかの数学の参加者が増えていき、今回は2日間の開催で、20人以上の発表希望者、そして40人以上の参加者が集まりました。
私は7,8年前の第2,3回に修士院生のころに参加・発表しています。8年ぶりの参加・発表ということで、前に参加したころの発表と比べられると考えると、自分の成長や研究の進捗をどれだけ伝えられるか意識してしまっていつも以上に張り切りました!

この会の運営の中には私が今所属している研究室のOBの方(研究生活の中で接点はなかったですが)がいます。以前の会でも会っていたのですが、今回はぜひ参加してほしいということで、数学教室のHPからメールアドレスを探し出してきて連絡してくれました。そこまで気にかけていただいて非常に嬉しかったです。それを感じたからこそ、案内をもらった後はすぐに参加・発表申し込みをしたのを覚えています。

会には私の先生や、周辺研究者が参加していました。今まではそうでしたが、今回はまた別の関係性の知り合いとも一緒に参加しました。
それがこの会に興味があった、SOU数学ラボでの勉強会に参加してくれている人2人です。
1人は数学ラボの活動に非常に興味を持ってくれていて、よく色んなお手伝いをしてくれています。
もう1人は別の大学出身ではあるものの、同じ分野に興味を持っている後輩といった感じです。彼はこの場所で、毎週日曜日に公理的集合論の勉強会を運営してくれています(私はオブザーバー的な感じで隅っこでひっそり参加してます)。この会はオンラインでも参加できるので興味ある方は是非!

1日目は1月8日でしたが、9時開場だったので7日から前入りすることに。
7日は10時からSOU数学ラボにて、大人のための数学教室の個人レッスンを1件対応し、お昼に大阪からバスに乗りました。実はスライドがほとんどできていなくて、行きのバスでもずっと作業してました(ちょっと酔いました。。。)着いて一息ついたら2人と合流して飲みに行きました。明日の発表のどれが面白そうかや、こういった会の楽しみ方などなど、色んな話題で盛り上がりました。

8日は30分発表が10分間隔でずっと続いていたので、結構疲れました。
久しぶりに会った先生、そしてその中にはこのacademistの推薦文を書いてくださった方もいらっしゃったので、そのお礼もお伝えできました。その方からとあるネタで今度共同研究しようと提案されたので、それがこの会の参加で得られた良いことの1つです。
全ての発表が終わった後はお楽しみの懇親会に参加しました。積極的に席移動して翠ソーダ(10杯は飲んだと思われ)片手に色んな人と話しました。久々にあった先生や大学院生と、今どんな研究しているか、そしてSOU数学ラボの活動にもみんな興味津々で、色々情報交換できました。また私が以前書いた論文がクローズドなゼミ勉強会で題材になり、色んな人に読まれていたことも教えてもらい、非常に有意義な懇親会でした。また一緒に参加している後輩を色んな先生や大学院生に紹介したりと忙しかったです。

9日には私の発表がありました。なんと最後から2つ前の発表という、かなり良い発表順序をもらえました。
申し込み時には45分で発表したいとお願いしていたのですが、発表希望者多数につき30分発表に。
今回の発表での目的は、自分の存在を、そして帽子パズルの無限化というテーマが存在すること、そんなテーマに夢中になっている人がいることを知ってもらうことに設定しました。なのでスライドも数学的な厳密さはすっぱり捨てて、物語らしさを意識して作り発表しました。
そのおかげがほかの博士課程院生からは色々な意見をもらえ、また帰り際に「今度静間さんに見てもらいたいレポートをこの研究集会の報告集に載せるので是非!」と言われて、こちらもますますやる気を分けてもらいました。
こういった気軽に話しかけられる機会があるのが対面での集会の良さかなと再認識しました。そういった意味でも非常に意義のある参加になりました。

こちらの活動報告は完全公開されているものですが、サポーターの方向けにスライドや写真など共有しています。
またこのスライドを用いたプレゼンイベントをSOU数学ラボで開催予定です。専門知識無しで聞ける内容なので是非遊びに来てください。日にちが決まればこちらやTwitterアカウントで告知します!

では今後もご支援・応援を受けて数学頑張っていきます!

souji Sat, 14 Jan 2023 20:45:55 +0900
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