こんにちは。いつもご支援有難うございます!
東京農工大学の坂本です。
昨年11月からクラウドファンディングをはじめ、academist prizeも残りあと3ヶ月となりました。これまでご支援をいただきました方々、本当にありがとうございます!
今回のクラウドファンディングのおかげで、ご支援してくださった方々に恥じないように研究をし、「脱石油の医薬品製造」を絶対に実現しようというモチベーションになりました。皆様には本当に感謝しかありません。
【これまでのアウトリーチ活動について】
昨年11月にクラファンを開始して、academistのイベントで支援者の方々とお話しする機会を頂き、自身の研究内容を広く一般の方々に伝えることの大変さを学びました。相手に興味を持たせる話し方、研究の詳細をわかりやすく伝える話し方はとても難しく、今後の課題だと感じました。
また、昨年度はクラファンを開始したことをきっかけに様々な活動を行いました。「脱石油の医薬品製造」の社会認知度の向上を目的にいくつかビジネスコンテストに出場をしました。その中で、キャンパスベンチャーグランプリというビジネスコンテストで文部科学大臣賞を受賞することができ、賞金100万円を獲得することができました。この経験は、「脱石油の医薬品製造」の社会での需要を認識することができ、大きな自信になりました。
クラファン開始後、アウトリーチ活動としてTwitterでの情報発信も行おうと思っていたのですが、ほとんど更新をすることができませんでした。申し訳ありません。
【これまでの研究活動について】
ビタミンDのC2位を水酸化可能なCYPの探索実験を行いました。具体的には、基質であるビタミンDと様々な菌体由来のCYPや変異を加えたCYPを反応させ、得られた生成物の構造解析を行いました。しかし、目的とするビタミンDのC2位が水酸化された生成物は現状見つかっていません。今後も目的の活性を有するCYPの探索を行なっていきます。
また、この期間に学位論文を仕上げ、来月に博士課程を卒業します。
来週からは、富山で研究を行います。富山県立大学に網羅的に酵素に変異を加えることを研究している先生がいまして、その先生より網羅的な変異体CYPライブラリーの作成法を学んできます。
以上、クラウドファンディングをはじめてからこれまでを振り返ってみました。「脱石油の医薬品製造」はこれからの未来、必ずと言って必要なことです。今後も、研究の発信、研究活動に尽力していきたいと思います。
残りあと3ヶ月となりますが、
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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