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終了 単一分子を追える装置で化学反応のメカニズム解明に挑む!

月額支援型

小林柚子

東京大学、博士後期課程

挑戦期間

2020/11/18 - 2023/09/30

最終活動報告

2024/04/08 18:53:15

活動報告

45回

サポーター

72人

経過時間

2020/11/18 10:00:00

母校での理系トーーク

先月サポーター限定で公開した下記について、母校のホームページにも掲載された (https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2022/13469.html) みたいなので、全体公開します!

〇 母校で科学についての出張授業(?)を行いました
母校の学園祭で物理と化学の実験パフォーマンスをするから、何か話してくれない?
と母校の化学の先生から連絡があったのが1ヶ月前。
ぜひ!と即答したのは、その先生が私が化学に興味を持ったきっかけを作ってくれた人だったからです。

話した内容はこんな感じ
・ 私の研究内容 
・ 科学ってなに?
・ なんで研究してるのか
・ 研究ってどんな感じ?
・ 科学を伝えるには
私が今取り組んでいる実験とその結果をあえて簡単にせずに話しました。科学とは何か?簡単に答えが出る問いではないですが、私が高校生で科学者を夢見た時から今まで考えてきたことについて素直に話してみました。

高校生のとき科学にときめいた瞬間から今までを振り返ると、大袈裟ではなく、科学に出会って人生が変わったと感じます。たぶんしんどい方向に変わったなという面もありますが(経済的にとか、不安定性とか、、)、やっぱりなにかをやりたいという気持ちを持ちながら生きる人生は楽しくて、悶々としていたティーンエイジャーの頃と比べて世界の見え方すら変わりました。
今まさにティーンエイジャーの真っ只中にいる彼ら彼女らに、私の話がどこまで伝わったかはわかりません。でも、誰かの何かのきっかけになってくれればいいと思います。人生のきっかけは数多の情報の中からそれぞれの感覚が選び出すもので、私は高校生の時に受けた永遠とも感じた退屈な授業の中に、10年経っても覚えている煌めきを見つけることができました。だから今こうして研究者をめざしています。

授業後の雑談、質問に来てくれた4人の中学3年生が乾いたスポンジのように情報を吸収していく様がみずみずしくて眩しかったです。私が自慢げに(自分のではなく…)先輩の論文の美しい分子の画像を見せたときにあがったちょっとした歓声や、「本当に?」という驚きに基礎研究をやっている醍醐味を感じました。あんなふうに、誰か(自分を含めて)をときめかせて、さらなる好奇心を掻き立てるような研究をしていきたいです。
(写真は使用したスライドの一部と、ものすごく偉そうに話す私の写真です笑)

こちらの内容について、他の場所で話してほしいというような依頼があれば話してみたいなぁとも思っています。どんな機会があるのか考え中...

小林柚子 2022/10/10 15:24:59
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