ウミガメはどこで青春時代を過ごすのか?追跡調査で解明したい!

支援総額
726,580円
達成率
121%
サポーター
100
残り時間
終了

プロジェクト内容 コメント 74 進捗報告

目標金額を達成しました!


この度はたくさんの方から支援を受け、無事目標金額の60万円を達成することができました。おかげで、2-3年はモニタリング調査を継続することができるようになりました。本当にありがとうございました。

青春時代を三陸ですごすウミガメのモニタリング調査を土台として「なぜ三陸沿岸域にくるのか?」を明らかにし、1億1000万年もの間生きてきたウミガメ類の環境適応能力を明らかにしていきたいと思います。このような先の見えないモニタリング調査は実用的でないため、なかなか研究費が得難かったのですが、研究を継続できるチャンスを皆様からいただけたことを感謝しております。

2月7日まではセカンドゴールの70万円達成を目指してがんばりたいと思います。追加で支援してもらったお金は、PITタグや標識タグの追加購入費や現地でのウミガメ輸送費に充てさせていただき、より長い期間モニタリング調査ができるようにしたいと考えております。今後とも、よろしくお願い致します!

academistスタッフからの一言

継続的なモニタリング調査の実現に向けて

私たちに身近な生き物のように感じられるウミガメ。実はその生態は不明なところが多く、幼少期から大人になるまでの間、ウミガメがどこで何を食べているのか、どのように生きているのかということは、ほとんど明らかにされていません。東京大学大学院で研究を進める木下千尋さんは、PITタグとビデオカメラを用いて、その謎に迫る研究を進めています。

担当者

担当者:柴藤亮介

謎に包まれたウミガメの青春時代

テレビなどで、ウミガメの産卵シーンや子ガメが海に戻っていくシーンを見たことがある方は多いのではないでしょうか。ウミガメは、産卵時に陸地に姿を現わすことから、私たちに身近な存在だと思われがちです。しかし、ウミガメについて分かっていることのほとんどは、産卵のために上陸する大人のメスや、卵から孵った子供に関するものです。言いかえれば、海に出て行った幼少期から大人になって砂浜に戻るまでの間、ウミガメがどこで何を食べ、どのように生きているのかということは、ほとんど明らかにされていません。


三陸沿岸域にやってくるアカウミガメとアオウミガメ

私たちの研究フィールドである三陸沿岸域は、北からの冷たく豊かな栄養を含んだ親潮、南からの暖かい黒潮、津軽海峡から抜けてくる津軽暖流の3つの海流の潮境に位置し、世界有数の漁場だと言われています。水温は夏でも20℃前後と比較的寒冷な海域ですが、夏の間だけアカウミガメとアオウミガメが来遊していることが分かりました。それも、産卵場では観察できない大人になる前のウミガメばかりだったのです。

DNA分析によると、三陸沿岸域に来遊するアカウミガメとアオウミガメは、それぞれ小笠原生まれと屋久島生まれがほとんどでした。では、生まれた場所から最大1,500kmも離れた三陸沿岸域にやってくるのはなぜでしょうか。そして、三陸沿岸で青春時代をすごしたウミガメたちは、あと何年かけて大人になるのでしょうか。


モニタリング調査で生態を明らかにしたい!

私たちは、青春時代を三陸ですごすウミガメの生態を明らかにするために、長期のウミガメモニタリング調査を行います。具体的な研究方法は以下の通りです。

STEP1:定置網に入ったウミガメを漁師さんから港で受け取り、研究所まで輸送する。
STEP2:甲羅の長さ、体重、頭の大きさ等を計測する。
STEP3:ウミガメに個体識別用の体内標識「PITタグ」を、一部のウミガメには甲羅に「ビデオカメラ」も装着して、放流する。ビデオカメラは時間がたつと自動的に甲羅から切り離されて海面を漂うように仕込んであるため、切り離され次第、船で回収に向かう。

ウミガメたちを海に帰すとき、半永久的に個体番号を読み取れるマイクロチップ「PITタグ」をウミガメの体内に挿入します。三陸沿岸から放流したウミガメが産卵上陸した場合には、読み取り機で確認できるPITタグの識別番号から個体情報を呼び出すことができます。すると、そのウミガメが放流後どれくらいの時間をかけて大人になったかを知ることができます。また、一部のウミガメの甲羅に取り付けたビデオカメラの映像から、ウミガメが三陸の海中でどんな行動をとり、何を食べているかを垣間見ることができます。


研究費サポートのお願い

これまでのモニタリング調査では、2014年から115頭のウミガメにPITタグを挿入しました。しかし、未だ産卵上陸した報告はありません。ウミガメは、私たちが想像しているよりもはるかに長い時間をかけて大人になるのかもしれません。また、2007年より16頭のウミガメにビデオカメラを取り付けたところ、三陸沿岸域ではクラゲや海洋ゴミを食べていることが明らかになりつつあります。しかし長い時間をかけて成長するウミガメのような生き物のモニタリング調査は、短期間では目に見える結果が出にくいため、継続するための資金が得難いのが現状です。

そこで今回、モニタリング調査のための費用をクラウドファンディングで補いたいと思い、挑戦を決めました。みなさんからいただいたご支援は、PITタグの購入費用(100匹分)、ビデオカメラの回収時に傭船費用、港から研究所までカメを運ぶための軽トラック借用費に使わせていただく予定です。挑戦期間中に無事に目標金額を超えた場合には、PITタグの追加購入費に使わせていただきたいと思います。

「青春時代のウミガメは、なぜ生まれた場所から離れた三陸沿岸にやってきて、何年かけて大人になるのだろう?」。この疑問に対する答えを見つけることが、私たちの研究の目標です。ぜひ一緒に、ウミガメの青春時代の生態を解明していきませんか? ご支援のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。



挑戦者の自己紹介

木下千尋(Kinoshita Chihiro)と申します。東京大学大学院大気海洋研究所の博士課程前期2年で、岩手県沿岸域を中心にウミガメの研究をしています。ウミガメは温暖な海域に生息するイメージの強い動物ですが、水温15℃以下の低水温でも生き延びることができ、北は北海道まで目撃例があります。外温動物であるにもかかわらず、さまざまな環境に適応できるウミガメの不思議さとタフさに魅了されました。その仕組みを解き明かそうと、漁師さんから引き取ったウミガメの計測や実験を日々行っています。どうぞ、よろしくお願い致します。

academistJounalに掲載中のインタビュー

研究計画

以下のスケジュールで研究を進めていきます。

2016年9月 クラウドファンディング挑戦
2017年6月〜 モニタリング調査開始
2018年3月 学会発表
  1. 2005年からの蓄積データを含めて、学会発表や論文執筆を進めていきます。

リターンの説明

1,000円(税抜)

注目のリターン:お礼状(イラスト付き)

  1. お礼状(イラスト付き) 

直筆のお礼状(イラスト付き)をスキャンしたものを、支援者の皆さんにメールにてお送りします!

現在、3人のサポーターが支援しています。

( 数量制限無し )

3,000円(税抜)

注目のリターン:ウミガメ紹介パンフレット

  1. ウミガメ紹介パンフレット 
  2. ウミガメステッカー 
  3. お礼状(電子版) 

三陸で見られるウミガメ(アカウミガメ亜成体、アオウミガメ亜成体)のステッカーを、それぞれ1枚ずつ差し上げます。また、ウミガメ紹介パンフレットをメールにてお送りします!

現在、34人のサポーターが支援しています。

( 数量制限無し )

5,000円(税抜)

注目のリターン:ウミガメTシャツ

  1. ウミガメTシャツ 
  2. ウミガメ紹介パンフレット 
  3. ウミガメステッカー 
  4. お礼状(電子版) 

ウミガメのイラストが描かれたオリジナルのTシャツをお送りします。サイズはS, M, L, LLの4サイズからお選びください。

現在、40人のサポーターが支援しています。

( 限定40個 )

10,000円(税抜)

注目のリターン:ウミガメ命名権

  1. ウミガメ命名権 
  2. ウミガメTシャツ 
  3. ウミガメ紹介パンフレット 
  4. ウミガメステッカー 
  5. お礼状(電子版) 

海に放流するウミガメに、名前を付けてみませんか?あなたが名前を付けたウミガメの基本情報(身長・体重・シリアル番号など)をメールにてご連絡いたします。

現在、18人のサポーターが支援しています。

( 数量制限無し )

30,000円(税抜)

注目のリターン:PITタグのデータ

  1. PITタグのデータ 
  2. ウミガメ命名権 
  3. ウミガメTシャツ 
  4. ウミガメ紹介パンフレット 
  5. ウミガメステッカー 
  6. お礼状(電子版) 

あなたの名付けたウミガメが放流後再捕獲された場合に、捕獲場所をメールでお伝えします。もしかすると捕獲されない可能性もありますが、再捕獲のときを楽しみにお待ちください。

現在、2人のサポーターが支援しています。

( 限定5個 )

50,000円(税抜)

注目のリターン:ウミガメと一緒に海中散歩

  1. 論文謝辞に名前掲載 
  2. ウミガメと一緒に海中散歩 
  3. PITタグのデータ 
  4. ウミガメ命名権 
  5. ウミガメTシャツ 
  6. ウミガメ紹介パンフレット 
  7. ウミガメステッカー 
  8. お礼状(電子版) 

今回の研究成果をまとめた論文の謝辞に、あなたのお名前を掲載します。また、あなたが命名したウミガメが撮影したビデオ映像を共有します。ウミガメと一緒に海中散歩してみませんか?限定5名様のリターンですので、お早めにお申し込みください!

現在、3人のサポーターが支援しています。

( 限定5個 )

サポーターからの応援メッセージ 74 件中 1-10 件を表示


Mako_A_Yoshida

Mako_A_Yoshidaさん

支援者100人の大台達成おめでとう、今後も頑張ってく
ださい。ステッカー楽しみにしてます!

2017-02-07 12:56:32

>Mako_A_Yoshida さま
立ち上げから最後まで、応援してくださってありがとうございました!!! 100人の大台達成の後押しをしてくださって感謝しています。Mako_A_Yoshidaさんのあとに続けるように論文執筆頑張ります。

bokoyama

bokoyamaさん

どんなことが分かるのか、ドキドキ楽しみにしていま
す。がんばってください!

2017-02-07 12:47:37

>bokoyamaさま
支援していただき、ありがとうございました!おかげさまで目標の金額に到達でき、調査を十分に継続することができそうです。今年も調査がんばります。

Kanji Toyosaki

Kanji Toyosakiさん

遅くなりましたが応援させて頂きます。

2017-02-06 19:01:58

>Toyosaki Kanjiさま
支援していただきありがとうございました!いつもすてきなデザインの虫グッズとわんちゃんのツイートに癒されております。成果をしっかりと報告できるよう、がんばります!今後ともよろしくお願い致します。

maanya

maanyaさん

少しでも多くの生態が明らかになることを期待し
ています。知られざるウミガメの生態に興味津々
です。応援してます〜

2017-02-06 08:12:10

>maanyaさま
支援していただきありがとうございました!Twitterでも何度か情報をシェアしていただき、感謝しております。若いウミガメを研究できる数少ない場所ですので、成果を早く報告できるようにがんばります!

みちえす

みちえすさん

ギリギリになって申し訳ない……
応援してます!
体調には気をつけて頑張ってくださいね

2017-02-06 04:19:32

>みちえす
メッセージと支援ありがとう〜〜〜〜〜!!とてもうれしいよ。みちえすも体調には気をつけてね。そしていつまでも猫を引きつけるオーラを絶やさないでね。

nupotsu104

nupotsu104さん

初めまして。絵本作家のかわさきしゅんいちと申します。Twitterではリフォ
ローありがとうございました。ご挨拶遅れてしまい申し訳ありません。

いまウミガメを題材に絵本を描いています。
ウミガメの生態を調べていてやはり一番不明点が多かったのが彼らの幼少時
代の暮らし方でした。断片的な情報をだらけでがらんとそこが抜けている。
竜宮城にでも行っているのでしょうか。海棲生物の幼少期は未だどれも謎が
多く浪漫に溢れておりますが、その時代の情報の穴が今後すこしでも埋まれ
ばと思い、小額ではありますがぜひ応援させてほしいと考えました。

いつもツイート楽しみにしております。また機会があればぜひお話を伺いた
いものです。
これからも何卒宜しくお願い致しますm(_ _)m

2017-02-06 00:01:00

>nupotsu104 さま
Twitterでお世話になっております!支援とメッセージありがとうございました。ウミガメの絵本の下絵、Twitterにあがっているのを見させてもらって素敵だなあと思っていました。たしかに、若いウミガメは観察が難しくて情報が極端に少ないですよね。今後しばらく研究を続けるので、若いウミガメに関してわかったことはTwitterでも発信しようと思います。絵本の完成楽しみにしています!今後もよろしくお願いいたします。

jqhw9pcd@mopera.net

jqhw9pcd@mopera.netさん

応援しています。頑張ってください!

2017-02-05 21:17:13

>jqhw9pcd@mopera.net さま
支援とメッセージありがとうございました!成果を報告できるようにがんばります!

Tanaka Mika

Tanaka Mikaさん

追跡調査はとても興味深いなと思いました。報告を楽しみ
にしています。

2017-02-05 11:42:35

>Tanaka Mikaさま
支援していただき、ありがとうございました!三陸は若いウミガメの研究ができる数少ない場所なので、成果を報告できるようにがんばります。今後もよろしくお願いいたします。

れいちゃん

れいちゃんさん

海の中の生態系、気になっていました。しかも女
性の研究者。嬉しくて応援させてもらいます。

2017-02-05 07:29:43

>れいちゃんさま
この度は支援していただきありがとうございました。おかげでプロジェクト達成し、数年は調査を続けられそうです。かっこいい女性の先輩研究者がたくさんいらっしゃるので、私もその人たちのようになれるよう、がんばります!

Masayuki Niwa

Masayuki Niwaさん

めっちゃたのしそう。
バイオロギングも海洋生態学も興味ありありなど
素人なので、お助けできればなによりです。

2017-02-04 23:11:23

>Niwa Masayukiさま
支援していただき、ありがとうございました!おかげさまでプロジェクト達成し、調査を十分に継続できそうです。成果をご報告できるようにがんばります。

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このプロジェクトは、
2017年02月07日 19時00分までに目標金額 600,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。

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1,000円(税抜)
  1. お礼状(イラスト付き) 

3人が支援しています。
( 数量制限無し )

3,000円(税抜)
  1. ウミガメ紹介パンフレット 
  2. ウミガメステッカー 
  3. お礼状(電子版) 

34人が支援しています。
( 数量制限無し )

5,000円(税抜)
  1. ウミガメTシャツ 
  2. ウミガメ紹介パンフレット 
  3. ウミガメステッカー 
  4. お礼状(電子版) 

40人が支援しています。
( 限定40個 )

10,000円(税抜)
  1. ウミガメ命名権 
  2. ウミガメTシャツ 
  3. ウミガメ紹介パンフレット 
  4. ウミガメステッカー 
  5. お礼状(電子版) 

18人が支援しています。
( 数量制限無し )

30,000円(税抜)
  1. PITタグのデータ 
  2. ウミガメ命名権 
  3. ウミガメTシャツ 
  4. ウミガメ紹介パンフレット 
  5. ウミガメステッカー 
  6. お礼状(電子版) 

2人が支援しています。
( 限定5個 )

50,000円(税抜)
  1. 論文謝辞に名前掲載 
  2. ウミガメと一緒に海中散歩 
  3. PITタグのデータ 
  4. ウミガメ命名権 
  5. ウミガメTシャツ 
  6. ウミガメ紹介パンフレット 
  7. ウミガメステッカー 
  8. お礼状(電子版) 

3人が支援しています。
( 限定5個 )