ES細胞やiPS細胞の発見から始まり、新しい医療技術である『再生医療』への期待が高まり、多くの再生医療製品が市場に登場しています。この医療技術の発展には、様々な視点からの知識の蓄積やイノベーションが不可欠です。池田理化では、『研究助成プログラム 池田理化賞』として、新たな視点や独自のアプローチを行う若手研究者を支援しており、2025年度も独創的でチャレンジングな研究テーマを持つ若手研究者を募集します。
池田理化賞の特徴として、二次選考にチョークトーク形式での発表を採用しています。チョークトークは、Zoomのホワイトボード機能を使用したオンライン形式、または池田理化に来社いただくオフライン形式の2つの選択肢がありますので、ご都合に合わせて発表いただけます。発表者が頭の中で描いているイメージをダイレクトに表現し、説明する機会にぜひチャレンジしてみてください。
本研究助成プログラムを通して、若手研究者が今後更なる大きなステージで活躍するための登竜門としての場を提供していますので、若手の皆さまからの積極的なご応募をお待ちしています。
池田理化ではこれまで『科学技術の発展を担う次代の若手研究者を支援する』活動の一つとして『池田理化賞』という形で研究助成を行ってきました。
ライフサイエンスの中でも特に『再生医療』分野においては、若手研究者の独創性と熱意が重要であると考え、昨年より応募資格年齢層を下げることで経験がまだ少ない若手研究者も積極的にチャレンジできる機会をつくりました。
本賞においては助成金の使途に制限はございません。自らの手で助成金を勝ち取り、自身の研究を加速させたいという強い意志をお持ちの方、ご応募お待ちしております。
2025年度 池田理化賞 担当
いいえ、必須ではありません。選考結果にも影響しませんので、ご安心ください。
池田理化社内の有識者が審査を行います。特定の専門知識を有さない方も参加予定です。
「独創性」「実現可能性」「社会への影響」「新規性」の4点を主な評価軸としています。ご自身で「研究のここが面白い・独創的だ」「ここが研究の要点だ」と考えるポイントを、ぜひ強調してください。
特に厳密な制限はありません。ただし、あまりに内容が少ない(例:A4用紙2枚未満など)と、研究内容が十分に伝わらず不採択になることがあります。一方、「多すぎると不利」ということはありませんので、審査員に伝わるよう、必要な情報をしっかり記載してください。
これまでにご応募いただいた皆さまの中には、科研費の申請書をイメージして作成されるケースが多く見られます。とはいえ、本助成金では業績を重視していませんので、「業績部分が少ないかも…」と不安に思われる必要はありません。
はい、問題ありません。カラー・モノクロいずれでも構いません。本文中に直接貼っていただいてもよいですし、「図1」「図2」などとして資料の最後にまとめていただいても差し支えありません。
予定していた実験が何らかの事情で実施できなくなった場合の代替案や、想定外の結果が出たときの対処法などをご記載いただく方が多いです。
いいえ、50万円以内に収める必要はありません。応募資料に記載した計画と実際の支出用途が変わっても問題ありません。
特にありません。皆さまの研究に最大限ご活用いただければと思います。
オンラインの場合はZoomのホワイトボード機能、現地開催の場合は実際のホワイトボードを使って、図やキーワードなどを書きながら研究内容をご説明いただきます。研究室の仲間とディスカッションするようなイメージです。目安としては10~15分程度を想定していますが、厳密な制限はなく、発表時間の長短が審査に影響することはありません。過去の採択者へのインタビューも、ぜひご参照ください。
アカデミスト株式会社より「寄付金」として、所属大学または研究機関宛にお振り込みします。
池田理化は科学技術の発展を支援する事業を通して社会に貢献することを目的として、理化学機器や試薬・消耗品類の販売、調達、技術サポート等を行う専門商社です。国内の理化学機器ディーラーマーケットにおいてはシェアNo.1(出展:科学機器年鑑2021年版)を有しており、今後も研究者へ最適なソリューションをお届けする研究支援事業を柱におきながら、 産学連携への関わり、新技術・新事業領域への参入などにより、いささかでもわが国の科学技術の発展に貢献できる企業を目指しています。詳細については、企業ホームページをご参照ください。
代表者 高橋 秀雄