鳥たちがいつ・どこで・何を食べているのかは、野鳥研究や保全対策のための基礎的な情報ですが、研究が進んでおりません。そこで、私たちは、野鳥観察を行っている方等から食性情報を投稿いただき、蓄積しています。先日、情報提供いただいた方から「バードウォッチングを趣味として10年ほどですが、鳥の採餌行動はいつ見ても新たな発見があります」という声をもらいました。
バードウォッチングや野鳥撮影を通じて、種や性別、年齢の識別に取り組む機会は多くありますが、「何を食べているのか」に注目して観察することは少ないように思います。ですが、スズメやカラス類、ハト類といった見慣れた野鳥でも、思いもよらないものを食べている等、面白い発見があったりします。(先日、都内でもよく見られるアオサギという野鳥が、同じく野鳥のカイツブリを食べた写真が寄せられ、SNSで大きな反響がありました)
「食性情報を集める」というと難しく思えますが、通勤などのちょっとした外出や、野鳥観察のついでに、鳥が何を食べているのか?に注目してみると、いつもの道が少し楽しくなるかもしれません。さらにその記録を提供いただくと、1つの科学データにもなります。ぜひ野鳥の食性に注目した野鳥観察・野鳥撮影にもチャレンジしてみていただきたいです。
本研究では、既に多くの方から情報を頂いていますが、まだデータ充分ではありません。そのため、今後より多くの方に気軽に・楽しく参加頂ける環境を作りたいと思います。多くのデータが継続して集まれば、気候変動や外来種の影響も見えてくる可能性もあります。
ぜひ、クラウドファンディングにご協力いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
鳥の食性情報は、それ自体が面白い研究対象であるのはもちろん、他の野鳥研究や保全対策など多様な場面で役立つ情報です。日本の鳥は、繁殖の仕方、さえずり、渡りなど様々なテーマで研究が進んできました。一方で、普段どこでなにを食べているのかについては、一部の種を除いて研究が進んでいません。
餌は鳥の数や分布に影響します。ゴイサギやバンという鳥は、近年大きく減少していることがわかってきました。減少原因の一つに、餌になる水辺の小さい生き物が減少した可能性が挙げられています。しかし、彼らが普段実際にどんな種類の生き物ををどのくらい食べているのか、という基礎的な情報はまだまだ十分ではありません。
また最近では、鳥の数や分布に対する気候変動や外来種の影響も注目されています。環境の変化によって野鳥の食性は変化することがあります。変化したことを知るには、変化前・後の情報が必要です。日頃から食性の情報を集め続けていけば、こうした変化にも気づくことができます。
日本中にいる野鳥の食性情報を集め続けるのは、簡単なことではないと思います。だからこそ、多くの方と一緒に、楽しみながらこの取り組みを続けることが大切だと考えています。
ぜひ、一緒にこの取り組みを推進いただけると嬉しいです。
ご協力の程よろしくお願いいたします!
こんにちは。バードリサーチの野村です。
ページをご覧いただき、ありがとうございます!
いよいよクラウドファンディングがスタートしました。このクラウドファンディングは1か月程の短い期間ということで、とても緊張しております。ですが、この機会に野鳥研究の楽しさや大切さを発信し、沢山の方に野鳥の食性の収集に関心を持って頂けるように頑張ります!
ご寄付はもちろん、SNSなどでの情報拡散も力になります。シェアの連鎖が続いて多くの方々の目に触れることが大きな力になりますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします!
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お礼のメール、活動報告メール、寄付金受領証明書発行
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