募集期間
2023-03-28 - 2023-05-10
2023年で10回目の開催となる池田理化の再生医療研究に対する助成プログラムです。ES細胞、iPS細胞の発見/発明から、新しい医療技術「再生医療」に期待が寄せられ、今では多くの再生医療等製品が上市されています。この医療技術の発展にはさまざまな視点に対し、さらなる知見の蓄積やイノベーションが必要であると考えるため、独創的、チャレンジングな研究テーマを持つ研究者を募集します。また、池田理化賞では2次選考をチョークトーク形式で実施いたします。ZoomまたはTeamsのホワイトボード機能を用い、発表者の頭の中にあるイメージをダイレクトに表現し説明する機会に是非チャレンジしてください。また、本研究助成プログラムは若手研究者がさらに大きなステージで活躍するための登竜門となるよう、若手研究者からの応募を歓迎いたします。
本研究助成プログラムも今年で10回目の開催となりました。毎年多くのご応募ありがとうございます。再生医療に関連した研究は、細胞そのものや培養に使う試薬、器材、自動化、細胞の取扱方法、さらには創薬応用(薬剤スクリーニングやOrgan on a chip)など多岐にわたり、多くのアイデアが活用できる可能性が高い分野です。「こんなことやってみたらどうだろう」というような出発点を大事にしたい想いで取り組んでおりますので、気軽にご応募ください。
本助成プログラムに関するオンライン説明会を下記日程にて開催いたします。
質疑応答の時間もございますので、奮ってご参加ください。また本プログラム全般に関するご質問は academist Grant 運営事務局(info@academist.jp)までご連絡ください。
採択件数
5 件
総支援金額
1,900,000 JPY
感染症やワクチン研究への応用を目指したヒトiPS細胞由来腸管免疫評価モデルの構築
小川 勇(名古屋市立大学 薬学研究科 衛生化学分野 助教)支援金額
500,000 JPY
レポーターノックインヒトiPS細胞を用いた抑制性神経細胞のサブタイプ分化機構の解明
銭 映美(慶應義塾大学 医学部 生理学教室 岡野研究室 学生)支援金額
500,000 JPY
菲薄化⼦宮内膜による反復着床不全に対する、⾃家⽉経⾎由来⼦宮内膜上⽪細胞で作成した⼦宮内膜シートによる新規治療法の開発に関する研究
粟野 世奈(国立成育医療研究センター研究所再生医療センター/東京慈恵会医科大学産婦人科学講座 共同研究員/助教)支援金額
300,000 JPY
効率的なヒト造血幹細胞の生体外増幅技術の開発
櫻井 政寿(慶應義塾大学 専任講師)支援金額
300,000 JPY
iPS細胞由来擬似胚を用いた着床以降のヒト胚発生メカニズムの研究
鈴木 翔磨(東京薬科大学大学院 生命科学専攻 )支援金額
300,000 JPY
はい。エントリーシートにはわかりやすいように図表を貼っていただいても構いません。カラー、モノクロいずれも問題ありません。本文中に貼ってもいいですし、Fig.1…、のように記載いただいて、資料の最後に纏めていただいても構いません。
毎年変動はあり詳細にカウントしていませんが、学生:社会人(ポスドク、助教など)で4:6くらいです。
独創性、実現可能性、社会に与える影響、新規性を軸に評価しています。発表者ご自身がその研究に対して、「ここが面白い、独創的だ、ここがこの研究の肝なんです!」と考えるポイントを是非協調してください。
募集要項を満たしていれば応募可能です。
選考は池田理化社内の有識者が行います。専門知識を有さない立場の人間も第三者的な観点として選考に取り入れています。
説明会参加の有無は選考結果に影響しません。
2次選考の日程調整の際、オンラインで行うか、現地で実施するか選択できるようにいたしました。オンラインであっても現地であっても選考結果に影響はありません。
池田理化は科学技術の発展を支援する事業を通して社会に貢献することを目的として、理化学機器や試薬・消耗品類の販売、調達、技術サポート等を行う専門商社です。国内の理化学機器ディーラーマーケットにおいてはシェアNo.1(出展:科学機器年鑑2021年版)を有しており、今後も研究者へ最適なソリューションをお届けする研究支援事業を柱におきながら、 産学連携への関わり、新技術・新事業領域への参入などにより、いささかでもわが国の科学技術の発展に貢献できる企業を目指しています。詳細については、企業ホームページをご参照ください。
代表者 高橋 秀雄