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VRを利用してパーキンソン病のリハビリ効果を向上する!

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SUCCESS
長坂和樹
山梨大学、修士課程
支援総額: 222,480 円
目標金額: 200,000 円
達成率
111 %
サポーター
28
残り時間
終了
募集期間は終了しました

目標金額を達成しました!

皆様方のご支援、ご協力にてクラウドファンディング目標達成しました!!皆様から頂いた応援メッセージは勉強になり、勇気を頂けました。チャレンジ終了まで残り20日余り。セカンドゴールとして30万円を目標に継続チャレンジしていきます。+10万円の使用用途は出前VR体験会の費用に充てさせて頂きます。今後も皆様のご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

academist スタッフからの一言
臨床経験を生かして新たなリハビリの切り口を提案

柴藤亮介

理学療法士としてパーキンソン病患者さんの家族に接するなかで、仕事の傍ら研究活動を進めていくことを決めた山梨大学大学院・長坂和樹さん。長坂さんが取り組む研究テーマは、VRを用いてパーキンソン病のリハビリテーションを行うというものです。実現までに越えるべきハードルは多々あるものの、一つひとつ確実に乗り越えていきたいと、長坂さんは力強く語ります。若手研究者が挑む新たな試みに、ぜひご声援をお願いいたします。

パーキンソン病とは

パーキンソン病は進行性の神経変性疾患で、日本には約15万人の患者さんがいると考えられています。パーキンソン病の患者さんには、手の震え、筋肉が硬くなる、動きが無くなる、転びやすくなるといったような症状が認められ、なかでも転倒による骨折や疼痛のため歩行に恐怖を感じてしまうことで、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が低下してしまうことが問題となっています。

私は、母がパーキンソン病を患ったことがきっかけでリハビリの道に進みました。家族の立場になって同じ境遇で悩んでいる方の支えになれればと考えたからです。現在、パーキンソン病は原因不明の進行難病ですが、継続的なリハビリテーションをすることで、進行を遅らせる効果があるといわれています。

臨床経験を生かしてパーキンソン病患者の交流サロンを設立

理学療法士としてリハビリの臨床経験を積むなかで、パーキンソン病患者の家族の不安や悩みは非常に大きいということを実感しました。そこで昨年、私はパーキンソン病患者の運動交流サロンとして「PDサロン」を立ち上げました。

パーキンソン病患者の転倒の原因は、小刻み歩行やすくみ足によるものです。したがってPDサロンでは、掛け声や床に引いた等間隔の線を手がかりに動作をすることで、症状の改善を図っていきます。しかし、患者さんにとって、無意識下でこれらの動作を行うことは非常に難しいといえます。

パーキンソン病のリハビリにVRを

パーキンソン病のリハビリには上記のもの以外にもいくつか方法が提唱されていますが、視覚からの情報を実際の動作に反映させながら行う方法は、多くありません。そこで私は、近年急速に進化を遂げているVR技術を利用することで、無意識の動作に対して臨場感や没入感といった視覚からのフィードバックを与えられるようなリハビリ手法を研究しています。

現在研究している手法は、理想的な動作を360°カメラを用いて動画として撮影し、これをVRの動画として患者さんに視聴してもらいながらリハビリを行うというものです。これにより、歩行率やパーキンソン病の症状がどう変化していくかを調べていきたいと考えています。研究では、PDサロンの参加者やリハビリ施設利用者に協力していただき、このVR技術を用いたリハビリテーション手法の有効性を検証していきます。

研究費サポートのお願い

実験では、4Kタイプの360°カメラと編集用パソコン、VR専用ゴーグルの外注費が必要になりますが、現在その費用が足りていない状況です。そこで、今回クラウドファンディングにチャレンジすることにしました。
VR技術がパーキンソン病のリハビリの新たな切り口になるよう、継続的に研究を進めていきたいと考えています。また、VR編集技術を専門とする共同研究者も募集していますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。みなさんのご支援をお待ちしております。

挑戦者の自己紹介

長坂和樹

はじめまして。長坂和樹(NAGASAKA Kazuki)と申します。リハビリテーションの価値観を大切にしながら、介護保険下での通所サービスを運営しております。臨床経験8年目の理学療法士です。神経難病分野を得意とし、特にパーキンソン病のリハビリテーションの研究活動を行っています。昨年、パーキンソン病の運動交流サロンを立ち上げ、2017年4月からは、山梨大学大学院神経内科講座にてパーキンソン病のリハビリテーションをテーマに研究を行っております。

研究計画

時期 計画
2018年1月 クラウドファンディング挑戦
2018年04月 実験開始
2018年12月 学会発表@日本動物学会
2019年2月 論文執筆(〜2018年5月)

リターンの説明

リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
1,100 円 (税込)
注目のリターン : 研究成果報告レポート(PDF版)

みなさんからご支援いただいた研究資金の利用用途をレポートにまとめて、メールにて報告いたします。

リターン内容

研究成果報告レポート(PDF版)

6人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

3,300 円 (税込)
注目のリターン : オリジナルトートバック

オリジナルトートバックを郵送いたします。2つの点は、私が働いている事業所と富士河口湖をイメージしています。2点を結ぶ線は「若彦路」で、ヤマトタケルの子供「若彦」が通ったとの言い伝えから、そう名付けられました。

リターン内容

オリジナルトートバック / 研究成果報告レポート(PDF版)

1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

5,500 円 (税込)
注目のリターン : リハビリ体操(DVD)

パーキンソン病のリハビリテーションのひとつとして注目されている「LSVT BIG 療法」に関連するコンテンツを、高齢者用にアレンジした内容になっております。転倒に不安を感じる、飲み込みや発声に不安を感じるという患者さんやご家族のみなさんに、ぜひご覧いただきたいです。

リターン内容

リハビリ体操(DVD) / オリジナルトートバック / 研究成果報告レポート(PDF版)

15人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

11,000 円 (税込)
注目のリターン : 研究体験会

2018年4月21日(土)、5月19日(土)の午後に山梨県の「リハビリテーション若彦の郷」にて開催いたします。実際に患者さんが使用するゴーグルを装着いただき、私たちが開発を進めるVRを模擬的に体験していただきます。

リターン内容

研究体験会 / リハビリ体操(DVD) / オリジナルトートバック / 研究成果報告レポート(PDF版)

5人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

33,000 円 (税込)
注目のリターン : ディスカッション権

私の進める研究内容や、今後のリハビリテーションについて、直接議論する機会を1時間設定させていただきます。日時は、研究体験会の前後を予定しておりますので、ぜひご支援をご検討ください!

リターン内容

ディスカッション権 / 研究体験会 / リハビリ体操(DVD) / オリジナルトートバック / 研究成果報告レポート(PDF版)

1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

このプロジェクトは、 2018年01月23日(火) 00時00分 から 2018年03月23日(金) 19時00分 までの間に目標金額200,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

研究成果報告レポート(PDF版)

6 人 が支援しています。
(数量制限なし)

3,300 円(税込)

オリジナルトートバック

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

リハビリ体操(DVD)

15 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

研究体験会

5 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

ディスカッション権

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

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