Tag archives for 脳科学 - Page 3

研究成果

「何を見ても何かを思い出す」 – サルの脳活動からわかった記憶をささえる柔軟な神経回路

「ものを見て、ものを思い出す」 私たちは、目にしたものから関連した他のものを思い出すことができます。「小さかったころの写真を見て、当時のことを思い出す」といった経験は多くの人にあるでしょう。こうした「… この記事を読む
研究成果

脳の回路はどう作られる? – 赤ちゃんマウスの神経回路発達プロセスを直接観察

赤ちゃんは日々驚くべきスピードで成長し、毎日違った表情を私たちに見せてくれます。ついこの前までベッドの上で寝転んでいただけだったのに、ふと気づいたら、這って、立って、歩いて、話して……。こうした行動は… この記事を読む
研究成果

難治性乳幼児てんかんの原因遺伝子を発見 – その病態形成メカニズムに迫る

難治性乳幼児てんかんとは てんかんは最も頻度が高い神経疾患のひとつであり、およそ1000人に6~8人がてんかんに罹患しているといわれています。特に乳幼児期に発症する早期発症型てんかんは、難治性であるこ… この記事を読む
研究成果

柑橘系のにおいを嗅ぐとオレンジ色を記憶しづらくなる? – 嗅覚と視覚の不思議な関係

ヒトの嗅覚は犬など他の動物より感度が低いといわれますが、とはいえ「におい」が私たちの生活に及ぼす影響は少なくなく、見た目の印象がにおいによって変わることがあります。たとえば、レストランでメニューの写真… この記事を読む
研究成果

嘘をつくときのサイコパスの脳とは? – 脳活動測定で探る!

平然と嘘をつくとされるサイコパス サイコパスは反社会性パーソナリティ障害に分類され、感情・良心・罪悪感が欠如し、冷酷でエゴイズムであるという特徴が指摘されています。中には、口が達者で表面的には魅力的な… この記事を読む
研究成果

脳が教えてくれた、英語を聞きとるときの男子と女子の違い

第二言語は如何にして習得されるか 第二言語の習得には大きな個人差が見られます。なぜこのような個人差が生じるのかを明らかにすることは、第二言語習得研究の中心課題のひとつです。第二言語習得研究では、アメリ… この記事を読む
研究成果

食べる意欲や我慢は、無意識に働く脳活動と関係するか – 脳磁図実験で探る!

ひとは無意識のうちに行動の意思決定をしている 医師 「○○さん、血糖値が最近上がってきましたね。」 患者 「お土産のお菓子をたくさんもらって、美味しそうだし、残すともったいないのでついつい食べてしまい… この記事を読む
研究成果

「ドレミファソラシ」は虹の七色? – 音を聞くと色を感じる現象に迫る

音と色の共感覚 音や音楽を聞くと色を感じる脳の現象を「共感覚」といいます。共感覚を持つ人は周りには少ないかもしれませんが、F.リスト、N.リムスキー=コルサコフ、J.シベリウス、エドワード・ヴァン・ヘ… この記事を読む
研究成果

脳から探る「社会のルール」の変化の仕組み

みんなの意識が変わると「社会のルール」は変わる 世の中には無数の「社会のルール」(規範と呼ばれます)が存在し、私たちがどう振る舞うのかを大きく左右しています。たとえば、「人からモノを盗んではいけない」… この記事を読む
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脳の中の時計 – 錯覚で解明する時間知覚判断の注意と意思決定の右半球ネットワーク

「時間を感じる」とは? 一口に時間といっても数秒といった短いものから24時間、数日といった長いものまでさまざまな範囲があります。たとえば、24時間周期をもとにした時間サイクルは、概日リズムとして、睡眠… この記事を読む