Tag archives for 社会科学 - Page 2

研究成果

人々が”自然”だと思う食べものの色は、どのように画一化されてきたのか – 消費主義社会における五感の歴史から探る

資本主義社会と五感の歴史学 私たちが普段目にし、耳にする世界はどのように変化してきたのでしょうか。150年前の人々が路上で耳にした音は、自動車やバイクが行き交う現代の音とはまったく違うものでした。19… この記事を読む
イベント

【特別連載:数理で読み解く科学の世界 #2】ゲーム理論で学ぶ男女比の進化:学級の男女比は、なぜほぼ一対一なのか?

アカデミストは4月18日、理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)と共同でオンラインイベント「数理で読み解く科学の世界」を開催いたします。 本連載では、同イベントの講演の内容について簡単にご紹… この記事を読む
研究成果

ジェンダーの視点から「アイドル」文化を考察することを通じて

「アイドル」とジェンダー 日本のメディアにおいて「アイドル」的な存在があらわれはじめたのは1970年代と言われています。この時期に、テレビのオーディション番組や歌番組、アイドル雑誌といったコンテンツに… この記事を読む
研究成果

淡路島のニホンザルから考える寛容性と協力社会の進化

協力行動と寛容性 私たちヒトは、日々誰かと助け合い、協力し合いながら暮らしています。ヒトの社会は、協力行動によって成立しているといえますが、ヒトの協力社会はどのように進化してきたのでしょうか? 近年、… この記事を読む
研究成果

やられたらやり返さずに逃げるのが一番? – 囚人のジレンマが教える相手とうまく付き合う方法

人はなぜ協力できるのか? 人はなぜお互いに協力しあうのでしょうか? 一見あたりまえすぎる問いですが、その答えは容易ではありません。協力するというのは実は、自分が何らかのコストや犠牲を伴って相手に利益を… この記事を読む
研究成果

過酷な経験を経てもなお、心身の健康を保つことができた人々の共通要因は何か? – 健康生成論と「Sense of Coherence」

健康生成論とSense of Cohenrece 皆さんは、ご自身の健康と幸福に関心はありますか? この2つに関心がまったくない、という方はそうそういらっしゃらないのではないかと思います。健康はさまざ… この記事を読む
研究成果

芥川賞受賞者は長生き? – 社会的地位が余命に及ぼす影響

賞の健康効果 「芥川賞を受賞すると、受賞しなかった候補者に比べて、余命が年延びる。一方で、直木賞を受賞すると余命が年縮まる」 私たちの研究チーム(佐々木周作・京都大学大学院特定講師、黒川博文・兵庫県立… この記事を読む
研究成果

日本は「純度100%」を求めがち? ー 東京大学・仁平典宏准教授【後編】

インタビュー前編では、東京大学・仁平典宏准教授がボランティア言説の歴史を研究するにいたった経緯と明治から戦中までのボランティア言説の歴史についてお聞きした。続く後編ではさらに戦後から現在までのボランテ… この記事を読む
研究成果

「冷笑的な私」はどこから?ボランティアの歴史からたどる ー 東京大学・仁平典宏准教授【前編】

昨年、メディアを賑わせた東京オリンピックのボランティア動員問題。ボランティアにはたとえ本人がそれを良心で行なっているとしても、その動機や結果に批判や冷笑の目が向けられるジレンマがつきまとう。似たことは… この記事を読む
研究成果

趣味はどうすればおもしろくなる? – アマチュアオーケストラを事例に探る

趣味を持つ生き方への注目 2019年の日本では、人生100年時代の到来や人工知能の発展による社会の変化が盛んに説かれています。たとえば、終身雇用が当たり前でなくなり、100年に及ぶ長い人生を自分で切り… この記事を読む